クリスマスブレッド2020@パレスホテル
いろいろとイレギュラーで例年よりちょっぴり残念な方向性になることが多い今日この頃です。
しかーし!
そんな現在の日常にイレギュラーが
例年よりスペシャルな方向性になったものがあったり、なかったり…いやいや、あったのですっ!
それが、毎年とてもとても楽しみにしているパレスホテルの「クリスマスケーキ&クリスマスブレッド」の試食会
ご案内をいただいたときに「密を避けるために着席方式」とはうかがっていたのですが…まさかこんなに贅沢とは、と、久しぶりに諦観ではなく感激で息をのみました
大きな大きな宴会場(結婚式だったら100名クラス?)に4名掛けられそうな丸テーブルが2メートル以上の間隔を空けて置かれ、なんとそのテーブルに1名ずつ着席という破格の対応、しかも張り切りすぎで早く到着してしまったからか、最前列
だから↑こんな写真も席から撮れてしまうわけなのです
一日3回開催で1時間ずつで「短い時間で恐縮です」的なご挨拶をいただいてしまいましたが、むしろこの方がじっくり写真も撮れるし、食べられるし、私はとても充実して過ごせました
さてさて、本題。
前述のとおり、「毎年楽しみ」にしている訳は、パレスホテルのシュトーレンが大好きだからです
改築後のベーカリーはすべてが洗練されて、どのパンもとても魅力的なのですが、中でもシュトーレンはお気に入り。昨年もあまりに私が「美味しい、美味しい」と騒ぐので、昨年は判明しているだけで4名の知人が買ったほどの推しっぷりです
2020年も例年通り4種類の販売となるようです。
定番は3種類
・「シュトーレン」…半年間洋酒やシロップなどに漬け込んだドライフルーツがたっぷりと使用された大定番。今年はフランス産のパスティスという洋酒でさらにリッチなアロマが感じられます
・「ボーネンシュトーレン」…私の大好きな栗と豆が使われた和風シュトーレン。柚子風味のマジパンでこっくりとまろやかなテイストにさわやかなアクセント
・「加賀ほうじ茶のシュトーレン」…海外での評価も高く、外国からのお客様が多いパレスホテルだからこそ?和風が2種類あります。こちらはホワイトチョコやフランボワーズで和洋折衷的な雰囲気も併せ持つハイブリッドシュトーレン。
2020年の限定はコケティッシュな一品でした!
・「プラリネシュトーレン」…プラリネと黒糖のしっとりとした生地にバナナ風味のマジパンと温州蜜柑・伊予柑といった和テイストのピールが入り、纏う粉糖にはライムが香る異色の組み合わせ。どのジャンルにも属さない新しいペアリング、妖艶な美女のように惑わし、少女のように微笑みかける、とにかく気になって仕方がない存在。限定300本です
なんでも限定の「プラリネ」は、まだお若い職人さんのアイディアなのだとか…今年は試作も思うようにはできない中で、情熱をもって商品に仕上げたまさに渾身の作だそうですよ。
このように4種すべてを試食させていただきました
食べながら、もし1種類しか買ってはいけないのだったらどれを選ぶか?と真剣に考えましたが…本当に決めがたい、難しい。
ベーシックな「シュトーレン」が美味しいからこそバリエーションが生きると思うからこそ、「シュトーレン」を選ぶべきなのか…やはり自らの好みを優先して豆をとるか…いや、今年しか食べられない味を選ぶのか、いやいやすっきりと後味のよいほうじ茶も好み…なんてグルグルしているうちに、あっという間に1時間が過ぎていました(マジで)
ここまでシュトーレンのことばかり書いてしまいましたが、クリスマスブレッドはもう2種類。
パネトーネと、ベラヴェッカ アン ソシソン、こちらも定番です。
ドライフルーツ好きにはたまらないベラヴェッカ アン ソシソン、ぎっしりと詰まっていました。
最近始められた冷凍パンの宅配でワインに合うシリーズを作られたと伺ったので、これも入れて欲しいなと個人的には思いました。
シュトーレンもそうですが、ドライフルーツが超美味。それをこんなに詰め込んでたった1300円って?お祭り価格?と思ってしまうくらいCPが良い、かなりおかしいなことになっていると思います。(小さな声で…パレスホテルさんが気付かないうちに、ゲットされることをおすすめします)
パネトーネも超絶素晴らしい、試食用に小さく焼かれたパネトーネがかなりしっとりしていたので本物(?)はさぞや…
クリスマスブレッド発売は12月1日から25日まで、予約は10月1日から受け付け開始です!
ご馳走様でした~
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