2014シーズンのはじまりは…
新年明けましておめでとうございます！
初日の出を見ようと頑張りましたが去年に引き続き不発に終わった、ブラウブリッツ秋田・フロントの寒川井（日の出ばりの輝くオデコが自慢）です。
弊社は本日より通常営業再開となり、2014シーズンに向けフロントは早くも各業務のスタートを切りました。
今年度初、この私でいいのでしょうか…と、若干気が引けながらのブログ当番。
皆さん、良いお正月をお過ごしになられましたか？
私は基本的には食っちゃ寝＆食っちゃ喋のお正月となりましたが、友人・知人と再会し、おめでた報告・結婚報告・婿入り報告・出産報告・二人目報告・家建てたよ報告…と、様々な”メデタイ”報告を山ほど受け、同世代の友人の子供をあやしながら何とも親戚のおばちゃんの様な感覚、もしくは疑似母親体験、疑似家庭体験をした日々でした。
同世代の独身女仲間と行った安産・縁結び等でも知られる唐〇神社では、「待ち人→来たり難し、恋愛→ちょっと待ちなさい」と、まるでオチの様なおみくじを一人引き、雄大な自然に向かって引き笑いを高らかにしていたところ天候は急変の大荒れ吹雪に…女心は冬の空にも適応することを身を持って体感した次第です。
家族・親戚ともゆっくり過ごし、楽しく笑い転げ、祖母にお見合い・結婚をしつこく勧められ、親父とくだらな過ぎるほどのケンカを連日連夜し…実際の家庭体験は、とても現実的で辛辣な場面もありました。（苦笑）
そんな様々な人と会った中、「ブラウブリッツ」「サッカー」「J3」「Jリーグ」という話題が必ずと言っていいほど出てきて、サッカーやスポーツに興味の無かった人までが話し始め質問まで飛び交う光景が不思議なものでした。
また、遠方に居ながらも本当の娘の様にいつも気に掛けてくれる伯父からは、「がんばれ！ブラウブリッツ」と書かれたお手製のフラッグを持った”ふ〇っしー人形”が送られてきました。
「…なぜ？」と思いつつも、伯父らしいさりげない応援メッセージと、さりげない優しさと、さりげないコミカルさに、クスっとしては笑顔と心がほっこり温かくなったのを覚えています。（ちなみに伯父はこの人形と同市在住です）
また、家に居て長く顔を合わせているとケンカが増えてくる問題児（？）の親父とも、私の仕事を通しての実は胸熱くなるエピソードがあったのです。
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『なぜ俺が、朝お前を見送らなくなったか分かるか？』
二人っきりの時、親父の口から唐突に出てきたその言葉。
「（…どうせ気まぐれでしょ？）」とすぐつっけんどんに返しそうになりましたが、後に続くであろう言葉を黙って待ちました。
『不安の色が消えたから。腹を決めたかの様に顔を上げ仕事に向かって行こうとした時、もう大丈夫だと思ったからだ。お前にまた笑顔で帰ってきてほしいと感じたその時は、また黙って”ふざけて”見送るから。』
実家住まいの私は、良い歳にもなって仕事に出掛ける際、両親に笑顔とふざけたオーバーリアクションで毎朝見送られていました。
仕事に対しての不安や自信の無さに押し潰されそうになっていた日々、悟られまいと不安気な顔色をごまかすかのように自然と視線が下を向いていた私、その娘に対しての両親の気づきと思い。
クソ親父のバカな行動のその本意…その”ふり”をしては怒られ、嫌われ、ケンカに発展してまでの私たちの一つのコミュニケーション。
「ありがとう」の変わりに、父には大好きな音楽を、母にはハグを黙って贈りました。
もう一度聞きます。
皆さんは、どんなお正月を過ごされましたか？
また、家族や大切な人とどう触れ合いましたか？
どんな言葉や思いを贈りましたか？
私と我が家が思いと幸せを共有した”きっかけ”は、私の「仕事」でした、両親の週末の「サッカー観戦」でした。
幸せな家族が増えれば、家族という小さな社会が良くなります。
家庭という小さな社会が良くなれば、地域という社会が良くなります。
地域という社会が良くなれば、郷土・秋田が良くなると言っても過言ではないと思います。
皆さんの「幸せ」と「コミュニケーション」の”きっかけ”に、『サッカー』そして『おらほのチーム、ブラウブリッツ秋田』がなってくれることを願います。
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今日もつたないお話しに最後までお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。
今年一年も皆様の笑顔が輝く年でありますように…健康とご多幸をお祈り申し上げます。
2014シーズンもブラウブリッツ秋田・選手・スタッフ一同をどうぞよろしくお願いいたします。
2014年1月
寒川井
