ワールドカップが開幕して思うこと。
こんにちは。フロントの梶原です。
いよいよ始まったワールドカップ。サッカー好きのみなさんにはたまらない約1ヶ月だと思います。ちなみに私梶原はワールドカップを全く観ることなく毎日しっかりと睡眠を取っております。正直に言うとこれまでのワールドカップの日本代表戦を1試合もフルタイムで観たことがありません。ニュースで得点シーンだけ確認して友達との会話を合わせていたくらいです。正直に言うと、フロントスタッフとして働かせていただき始めて今年で4シーズン目。どんどん試合を観なくなっています。極めつけは運営という部署を任せてもらってからはファン目線では全く観れなくなってしまいました。完全に職業病です・・・。
ただ、たくさんの人たちが「サッカー」というスポーツに興味を持ってくれるこのタイミングをクラブとして逃してはいけないと思っています。日曜日に開催されたコートジボワール戦のパブリックビューイングの会場には700名くらいが集まったと聞いています。そのあとのブラウブリッツのホームゲームでも日本代表のユニフォームを着た方々が多く見られました。
「なんで守備的な戦術を採ったのか?」
「1vs1の場面で勝てないのがいけないんだ!」
「プレスが全然かかってない!」
「3バックのほうがいいんじゃないの?」
こういう会話が色んなところから聞こえてくるワールドカップの時期が面白くてたまりません。1人1人が自分が思っている考えを自由に言う。良いと思います。僕もフロントして働かせてもらっている以上、サッカーに関する知識だけは負けたくないので隠れて独学をしていますので。ただ、選手たちは応援している僕らが思っている以上に戦術なんてと思っているかもしれません。日本代表としての「誇り」と「プライド」を持って戦っているはずです。98年フランスワールドカップ最終予選に出場した元代表選手とお話をさせていただく機会がありました。
「みんな胃薬飲みながら1試合1試合戦っていた。」
「大好きなサッカーをやっているはずなのにめちゃくちゃに文句を言われるんだ・・・。」
ワールドカップに出場することを当たり前と思ってはいけないんだなと。だからこそ戦う前から星勘定なんて絶対してはいけないんだなと。1試合ずつ目の前の90分に勝てるようにみんなで応援しましょう。
ブラウブリッツの選手、スタッフも同じです。秋田県の代表としての「誇り」と「プライド」を持って全試合戦っています。クラブを信じてついてきてください。反攻の夏。ここからブラウブリッツの逆襲が始まります!