長野にて
ブラウブリッツ秋田 広報の須藤です。
先日、私にとって今年初のアウェイ、5月17日(日)に行われたAC長野パルセイロ戦に行ってきました。
試合はもちろんですが、楽しみであったのが今年改修をした南長野運動公園総合球技場の視察です。
ブラウブリッツ秋田に入って以来、仙台、国立競技場などのJ1規格のスタジアムから、金沢、佐久、福島、盛岡南といったJ3規格のスタジアム、そしてJFLのスタジアムと、10回ほどは県外スタジアムに赴く機会がありましたが、今回は最新のスタジアムを観ることができる、ということで心躍らせながら長野に行きました。
スタジアムはコンパクトながら、1万5千人を収容。ピッチと選手たちの距離も大変近く、迫力を感じます。
シャトルバスが出る等交通手段も充実しており、グルメも多数の出店がありにぎわいを見せていました。
この日の入場者数は3600名余りでしたが、ゴール裏に詰めかけた長野サポーターの声援は、客席を覆う屋根の影響かとても大きく響き渡り、アウェイに来たのだな、ということをひしひしと感じさせられました。
結果はご存知の通りではありますが、試合終了後に行われた選手取材で、島川選手が一言目に話したのは、「こんなに素晴らしいスタジアムで試合をさせてもらって」という言葉でした。
ご存知の通り、秋田にはJ1規格はもちろん、J2規格のスタジアムはありません。現状では、いつということも決まっておりません。
そのような中で、選手たちは一日一日を戦っています。現状に満足している選手はいませんし、もっと上のカテゴリーで戦いたいと思っている選手ばかりです。そのような中で、南長野運動公園総合球技場というスタジアムは、秋田のスタッフの目にはもちろん、チーム選手たちの目にもまぶしく映ったことと思います。
秋田にスタジアムを。ブラウブリッツ秋田を応援していただいている皆さんには誰しも共通の思いであることでしょう。
では、そのために何ができるか。チームは結果を出すために戦っています。でも、J2昇格に必要な平均3,000人という入場者数は、試合結果如何と関わることなく達成しなければならない数字です。
今週末5月24日(日)はホームゲームです。一人でも多くの皆さんとともに、応援をいただければと思います。