やばい!
やばい!
今しがた大多喜駅を発車したのが狙いのキハ20と知って、
いちかばちか、
工場が並ぶ横丁を入って三脚を伸ばし始めたときは、踏切が鳴り始めていました。
撮影場所は良かった。しかし、
やばい!
来ちゃう!
とにかく脳みそと両手をフル回転して、レベルを出し、
同時にAFと露出を定め、
シャッターを押したのと赤いDCが樹木の陰に顔を覗かせたと、どちらが早かったか、
迷うほどでした。
スチール撮影なら、DCが手前に来るまで、セッティングの時間を稼げますが、動画はそうは行きません。
DCが見えないうちからシャッターを押さないと様にならないのです。
使用した100-400mmは今回が2回目。
それにもかかわらず、見事に操作できたのは、扱いやすい設計とバランスのよさの勝利かもしれません。
仕上がった動画切出し写真は、落ち着いてじっくり狙ったような表情をしていて、
思わず作者は苦笑いです。
こちらも微妙な写真です。
もちろん動画の切り出しですが、使用レンズはクイーンと言われる、
42.5mm f1.2 です。
とにかく明るい。
三島に仲間とデキを撮影に行った帰りがけ、夕食をと店に入ったもののなかなか注文の品が出てきません。
しからばと、夜景撮影をはじめました。
暫らくすると、仲間の一人が、
「あのー、注文の品ができてきましたので、お知らせに・・・」
「え、もう出来たの? 電車あと10分ほどで来るから皆さん先に・・・」
「ではそう伝えます」
彼、一旦戻りましたが、
「皆さんお戻りになるのを、お待ちするそうです」
困ったなぁ、待たせるのは悪いし、電車は撮りたいし・・・
という状態で撮影した写真です!
やばいです。
これは落ち着いて撮りました。
使用レンズは 12-35mm f2.8 のズームです。
実はここでは特急を2本撮りました。
最初の特急は F11.
次の特急は F4。
F4のほうが、はるかのピントがきていました。
小絞りになると良くないということが実証されました。
レンズの性ではなく、現象ですね。
でもこれも動画切り出しで、見開き印刷ですよ!
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