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鉄道写真・動画に適したカメラ1

皆さんこんにちは~
「お立ち台通信+動画」、楽しんでいただけましたか。

お約束の「鉄道に適したカメラ」の話をいたしましょう。

銀塩時代から始まって、私はこれまで幾多のカメラを使用してきました。
思い通りに稼働し、よく働き 手になじみ、毎晩枕元に置いて寝た機種も多数ありました。
ではそれらを本当に、心から満足していたかというと、そうでもないようです。
どこかに、それぞれに不満点が残っているのです。

それはそうですよね、道具にパーフェクトはあり得ない、とどなたかが唱えていたように、カメラも同様なのです。
まぁ人間もそうです、パーフェクトの人なんていませんよね。
もしもいたとしても、近寄りがたいかもしれません。
むしろ欠点が多少見え隠れする人のほうが、長くお付き合いできそうです。

カメラも人と同じように、多少欠点が見え隠れするほうが、長くお付き合いできるのかもしれません。
欠点を補い、工夫するところで名作が生まれたり、愛情が芽生えてくるのかもしれません。

もしも理想のカメラを待ち望んでいたら、一生手にすることはできないでしょう。
これは伴侶を得るのと同じで、理想を追求していると一生独身というのに似ています。

カメラ選びも人生も、ある意味、妥協と我慢の上に成り立っているようです。

クラシックカメラブームというのが、ひとしきりありました。
純正ではないのに、レチナのラバーフードを求めたら、25000円!ということもありました。
ライカも バルナックやらM型を数台集めました。

あるとき、国産のレオタックスとライカⅢFを手にしていたら、とんでもないことを発見しました。
信頼度、精度、美観、歴史、価格、どれをとってもライカのほうが上なのに、いざ撮影となると、

現場ではレオタックスのほうが威力を発揮するのです。素早い行動ができるのです。
たとえば胸元でシャッター絞りを設定し、ファインダーを目に移動する時間は、圧倒的に

レオタックスのほうが早いし、カメラが安定するのも早いのです。
不思議でした。

原因はカメラボディの重量バランスにありました。

レオタックスは底部に主、軍艦部に従のバランスが置かれています。
製作過程で結果的のそうなったというバランス配分でしょう。

こうしたことはカメラを実際に使用したり比較して初めて分かることです。
世間一般の常識やカタログスペックでは読みとれない部分があるということですね。

もちろん、人それぞれ 掌の大きさとか過去のカメラ遍歴などでも、

相性は変わってくるかもしれません。

さりとてカメラ選びは重要です。
鉄道撮影に最低限必要な要素は次の3点です。

1 鉄道とカメラに対する愛情
2 若干の感性
3 体力と狙いにあったカメラ

以下は次回に記します。
このところ NikonMuseum写真展とか、CP+などで多忙を極めていてアップが遅れました。
今朝はこれから静岡です。

次号は早めに書きますのでご期待下さい。
では!

 

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広田尚敬|ひろたなおたか(鉄道写真歴62年+α・鉄道写真家)プロフィール

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広田 尚敬(ひろたなおたか)
所属事務所:鉄道動画.com
生年月日:1935年

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