長期不変のプリント
長期保存可能な モノクロプリントの C62写真を制作しました。
前から気になっていたのです。
昨年の2月号「日本カメラ」に掲載されていたのですが、
7段階のグレー、黒の顔料インクを用いた「ビエゾグラフィー」というモノクロプリントです。
保存重視の ミュージアム がこの方式を用ているそうで、
解像度もグラディーションもこれまでにないというのです。
もちろん NYをはじめ 海外で話題になっています。
そこで、この、モノクロ最前線にいる プリンティングディレクター 松平さんのアトリエを訪ねました。
プリンターやインクを前に 小一時間はいたでしょうか、
有名な植田さんの鳥取砂丘や、ハービー山口さんの原画プリントを拝見するなど
いろいろ勉強になりました。
とくに、最高の保存性を持つ アメリカのカーボンインク、温黒調を主体としたプリントが気に入り、
C62「にせこ」をお願いすることにしました。
それが仕上がり、
品川の Nikonミュージアム写真展会場で、販売することになりました。
会場には同じ写真が2点とも展示されていますし、
書籍「Fの時代」にも 2点とも要として扱われている正面写真です。
A4サイズです。
ワンカットを2枚ずつプリントしました。
合計4枚の限定品です。
価格は1枚 19800円です。
会場でどうぞご覧ください。
価格、前にもお話したとおり、Nikon自販機の上限が 19999円なので
今回は この設定になりました。
(通常価格は 倍以上になると思われます)
どうぞよろしく~
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする