“生きてやろうじゃないの！”
生きてやろうじゃないの！
ご紹介したい本があります。
原作ともなる映像が、昨年、日本テレビ
「リアル×ワールド ディレクター被災地へ帰る 母と僕の震災３６５日」でも
放送されました。
“生きてやろうじゃないの！”
映像も見させて頂いて、何度も涙が溢れてー、、、
勇気をもらいました。
それから皆さんにもお伝えしたいという、衝動が動きましたー。
日本テレビのディレクターさん、武澤忠さん、お母様の武澤順子さんが
書かれた、７９歳・母と息子の震災日記。
長年、多くの報道・情報番組等で様々な事件を取り上げて来られた
武澤さんですが、3.11の震災では、ご実家が被災地に。。。
「被災者の家族として、この震災から復興するための力になりたい。」
との思いから、様々な葛藤を越えて、ご自身の家族に向けて、
記録としてカメラを回されました。
撮影される中、家族として、ディレクターさんとして抱えられた
ジレンマを思うと、心に突き刺さりそうな感情を覚えましたが、
武澤さんの息子として、お母様をなんとか立ち直らさなければ…
という思いから、カメラを回し続けると決意された行動に感動しました。
本には、震災の数ヶ月前に亡くなった、お父様の事も書かれています。
ー私自身も父を亡くしている事もあり、重なる思いがたくさんあって、、
父に対して何もできなかったなと、暫く過去の記憶を辿ったり、
これから家族に対してできる事、向き合わないといけない事が多くあると、
本を通じて深く考えさせられました…。
そんな事もあり、私の中ではより、心に留まっていた本。
「震災の記録」ではなく、震災でも壊れなかった「家族の絆」の物語…。
家族を大切に思いやる事、温かさを感じながらも、
心から、
生きる勇気をもらいました。
伝えて下さった、武澤順子さん、武澤忠さんに、大きな感謝とエールを
込めて、皆さんにも是非、読んでみて欲しいと思いました。
この作品がいつの日か、映画化・ドラマ化できます様に。
応援しています。
順子さんの言葉が心に響くー。
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大島央照 /Chiaki Oshima
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