昨日２７日、待ちに待った東京マラソンがやってきました！！！前に走った第一回の時のみぞれに比べたら最高の天気。



今回は号砲が鳴る所が見えた！！故にスタートの瞬間が分かった！（前回はここから後方４００mくらいだったので全く見えなかった、あれ？スタートしたの？？みたいな。）

5km	00:31:31　(0:28:56)	0:28:56	09:41:31
10km	01:00:33　(0:57:58)	0:29:02	10:10:33

飯田橋を過ぎ、やがて見えてくる皇居。レイソルファンや古稀のお祝いに走ってます！と背中に書いているランナーに声をかけながら、快調に走ります。ここまでは自分の予想タイムにかなり近い感じ。ただ少しづつキツくなっていた。なるべく自分のペースを守ろうとするも周りが早いので着いていってしまう。【反省】１０Kにつき、あと一分半くらいは遅くても良かった。だが、ここは判断が難しいところだ。

15km

01:30:09　(1:27:34)

0:29:36

10:40:09

御成門で東京タワーを見上げながら前回の事を思いだす。前回は雨で靄がかかってて第一展望台も見えなかったなあ。しかし、快調に来てるなー、品川遠いなー、などと思いながら品川に到着。快調ではあったが、このままのペースで走りきるのは無理なんじゃないかという気持ちが頭をよぎる。少しペースダウン。だが5K,10Kのラップが良かったがゆえに、ペースダウンし過ぎたのではないかと不安にさせられる。【反省】やっぱりちょっとムリはあった。焦る必要が無いところで焦ってしまった感はある。品川折り返した辺りで４時間ジャストのペースランナーと合流。

20km

02:00:31　(1:57:56)

0:30:22

11:10:31

さすがに飛ばしてきたのが自分でもよく分かってきた。しかし先ほど合流したサブ４の集団に同行。このころ完全にショートしてしまっている僕の頭が「よし、目標をサブ４に変更！」と思ったのを覚えている。頭おかしい。こんなペースで走ったことないのに。。【反省】日本最大のマラソンイベント「東京マラソン」という場で気持ちはかなり高揚、しかし体は確実に悲鳴を上げていた。振り返るとこの後の惨劇は約束されていたも同然であった。

25km

02:35:15　(2:32:40)

0:34:44

11:45:15

水天宮を超えたあたりで、初のトイレへ。トイレも空いてはいたが少々並ぶので３分ほどロス。そう思うと織り込み済みのタイムロスに思えた。しかし右足上部表側にやや固まる感覚が。気のせいだ、気のせいだ、と思いつつ再び走り始める。しかし足が上がらない。どんどんと固まって行く僕の中山キンニ君。右足をかばいながら走るが故に、左の足にもやがて不調が。そして転落へ。

30km

03:23:04　(3:20:29)

0:47:49

12:33:04

表の一番右の枠に記録されている5Kごとのラップを見て欲しい。いや、見て欲しくない。輝いていた（ように見えた）前半の28分台、どうにか堪えて来た20K台の30分前後。そしてついに足が止まった。しかし走れない足で残された距離は１０K以上。太平洋の真ん中でエンジンを失ったボートに乗っている気分。下がっていく体温にいよいよ固まり始めるキンニ君。う〜ん、。、（頭に後ろから逆の耳に手を回して）キビシー！！【反省】もはやここまできて反省してももう遅い。自分としては欲張りすぎた走りだった。でもここは、まだまだ地獄の３丁目（地獄は８丁目まであるよ！）

35km	04:09:43　(4:07:08)	0:46:39	13:19:43
40km	04:57:34　(4:54:59)	0:47:51	14:07:34
Finish	05:18:19　(5:15:44)	0:20:45	14:28:19

というわけで、ここからゴールまではグロいので省きます。（爆）

いやー、今までのフルマラソンの中で一番キツい経験だったかもな。いつもは忘れていたんだけど、３０K過ぎを走ってる時に前回フルマラソン走った後に自分がこう言ったを思い出した。「絶対、もうフルマラソンは走らない」走っているときに思い出しても遅いのです。ペースさえ間違わなければ亀田お兄ちゃんには確実に勝てたのになー、、最後１kで抜かれた。

【最後に】ランナーの皆さん、スタッフ、ボランティアで参加してくださった皆さん、僕のような決して早くもないランナーの為に長時間主要幹線道路を封鎖していろいろご迷惑をかけたドライバーの皆さん、ご協力本当にありがとうございました。昨日、応援に来てくれた友達と完走（ただし残り１０K完歩）した後に話してて「お前、大阪マラソン通ったらどうするの？」と聞かれて「今はマラソンの話はするな。」と答えました。「つうか俺の前で二度とマラソンの話はするなよ！」と。

地獄の８丁目から生還し、一晩明けて今ブログを書いてみて、もしまた友人に「お前、次のマラソンどうするの？」と聞かれたら「マラソンってなんだっけ？」くらいに返せるようになったように思います。もしかしてもしかすると一週間後くらい、この引きずらないと歩けない足が治りかけてきたら「もう絶対に出ないけど、今度のテレビのマラソン中継は見ようかな。」と答えるかもしれないし。半年後には「基本的には出ないけど、やんごとない理由がある場合には厳しい審査の上、スケジュールの選考にかけささせてもらう。」と答えるかもしれないなあと思います。それがマラソンの魅力かもね！（長文に飽きて来たのでムリヤリ終わりー。）



こんな自分に応援メッセージを寄せてくれたブログ読者の方、ツイッターフォロワーの方、皆さんの声に勇気を貰いました。この場を借りて本当にありがとうございました！！