ブログ「お悔み」
昨夜、埼玉県行田市立中央小学校の5組同級生の尊父が96歳で亡くなった。
私の実家のすぐ隣の仲良しだったので、西麻布のクリニックが終わるや急いで(銀座のクリニックを夜間診療を休んで)お通夜の会場を駆けつけた。
二時間近くかかり、もうひと気のない会場で祭壇に一人手を合わせた。
小学校時代、集団登校の集合場所になっていた家のお父さんだったので感謝の想い出が詰まる…。50年余前の事に涙が滲む。僕等に「しっかり勉強するんだぞ!」と、声をかけてくれた。
もう10年近く前に、母を亡くした。その時葬式に東京からもたくさんの方々が来てくれて凄く嬉しかった。
晩年、認知症になった母にでも(顔も知らない方々が)わざわざ遠くから駆けつけた方に感謝した。
その事があってから、なるべく葬儀にはどんなに遠くても行く事にしている。
故人はもちろん、残された家族へ敬意と感謝は示したい。そして故人の暮らした街並みや家を見るだけでも、我が身を振り返ることが出来る…。
お清めの席に5人の同級生が待っていた。みんな元気そうな様子で、仕事や他のクラスメートの話にしばらく花が咲いた夜でした。
あの頃はみんな悪ガキだった。
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平石先生を始め、懐かしい人達たくさんに見送っていただき、故人もご家族様もさぞ喜ばれたことでしょう。