市川猿之助さん
3月新橋演舞場 4月大阪松竹座に発想、脚本から全て新作のスーパー歌舞伎「空ヲ刻ム者」のお稽古場まで、銀座のクリニック診療後往診に回った。
東京スカイツリーの足元「スミダスタジオ」は、ひっそりとした倉庫街の中にあるが、倉庫特有の大きなエレベーターに乗って四階に上るや否や、そこはたくさんの役者さんたちの熱気で 大変熱く盛り上がっていました。スーパー歌舞伎特有の天井ギリギリまでの演出は、例え東京といえどもお稽古場まで早々にはない。
いつ見ても歌舞伎役者さん達の稽古は、凄いの一言!
特に猿之助さんは構成から振り付けまで、すべてに猿之助イズムを舞台の隅々まで、役者さん一人一人に魂を注ぎ込むすがたは、かって何度も拝見した勘三郎さんのお稽古場の雰囲気に通じる。
楽屋に駆け戻った猿之助さんにすぐに”スーパーニンニク注射”をして、インフルエンザではなさそうなので、その場を後にした。役者さんや歌手の楽屋は楽しい。稽古や本番収録の途中抜け出しての治療の現場は、その人となりを写し出すので、お人柄が直ぐに分かる。もう何百人を超える歌手や役者さん、選手との繋がりは私の財産です。どんなに疲れていても、私以上に患者さんの方が疲れて体調崩しているのだから、電話に出たいじは必ず往診に駆けつける!
ぜひ皆さん、お時間のある方はこのスーパー歌舞伎を見過ごさない欲しい。
四代目猿之助の歴史に残る一作になるに違いない。彼の類い希なるセンスと発想に感動します。
気さくにカメラに収まって下さった。
そこから、コロッケさんの往診に回りました。帰りは深夜。
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