コロッケさんの偉業
コロッケ芸能35周年明治座公演も残すところ、あと3日を迎えた。
コロッケさんの公演は、お芝居とモノマネショーの二部仕立てだが、今回はモノマネ落語を挟んで三部構成の内容の濃い舞台となっている。
コロッケさんの体調管理を始めて早20年以上の月日が経った。
その間、彼の生き方や芸への追求はぶれることなく素晴らしい進化を遂げている。
教えられる事が多い彼との縁があります。
今回の舞台も、遠山の金さんネタだが、観る人はついつい物語に引き込まれ人情芝居だが、いつの間にか涙を流しながら 見入ってしまう。
主役の左とん平師匠の熱演も、もちろんだが、ぜひご覧になる方はコロッケさんの生き様を観て感じ取って欲しい。
よく芸能⚪️⚪️周年公演となると、主役の本人は、俺が俺がといってすべて
前に出てしまう。
しかしコロッケさんは35周年と言う偉業でありながら、(自らをモノマネ人生と言って)脇役に徹しているところに素晴らしさを感じます。
なかなか簡単に言いますが、できるものではありません。
そんなところに彼の(人としての)素晴らしさがあります。
先週、菊之助さんの往診の際に「2月の明治座座長を張るなんて、凄いですよね。よっぽどお客さんの入りがいいんですね〜!」と、喜んでくださった。
コロッケさんの公演の特徴は、貸切公演日がダントツに多い。
(貸切日が多いということは劇場や公演主には大きな魅力です)
12月、全国の商店街の師走大売り出しの福引き金賞賞品に「コロッケものまねショー」観劇チケットは、最適なんです。
福引に当たった方は老若男女問わず、皆さんが観たいと思う観劇チケットだからです。(どなたに当たっても喜ばれるという意味です)
師走のご褒美に、二月明治座公演は、時間的にピッタリのスケジュールなんです。
そんなコロッケさんが、芝居も脇役に徹するあたりさすが彼しか気づかない美学があります。
35周年の節目公演は、6月に大阪と続きます。
28日間の連続公演は、きついと思いますが、遣り通す彼の生き様を今日も感動しました。
(0:10am コロッケさんの往診を終えて…)
主治医(家庭医)とは、みんなが寝静まったころでも困った時には患者さんの元へ駆けつけるのが、使命と考えます。
明日も(患者さんが)元気に舞台に立つためなら、僕は寝ません。
小さな体調不調も、たとえ生命に関わることがないことでも、その病に全力投球するのが、友達であり主治医です。
そして一度でも診察を受けた方が(例え風邪引きでも)みんな、僕の顧客にしようと一生懸命治療することが、大切なんです。
(これも、コロッケさんが教えてくださいました。)
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