母なる大地
ここ数日時間がたくさんあったので、
父の残した新聞記事や走り書きを読んでいたら
「母なる大地を、私達は清浄に保たなければならない。」
という言葉が飛び込んで来ました。
東山魁夷さん（1908〜1998）という画家さんの言葉で、
いろいろ調べていると
その前後の文章はこのようなものでした。
「日本の山や海や野の、何という荒れようであろうか。
また、競って核爆発の灰を大気の中に振り撒（ま）く国々の、
何という無謀な所業であろうか。
…母なる大地を、私達はもっと清浄に保たねばならない。
なぜなら、それは生命の源泉だからである。
自然と調和して生きる素朴な心が必要である。
人工の楽園に生命の輝きは宿らない。
私達の風景という問題には、今こそ私達人間の生存が懸っていることを、
否応なしに深く考えざるを得ない現在である。」
（心の芸術家、東山魁夷画伯のことばより）
初めて見た画伯の絵を見ていると
とても言葉では表現できない日本の美しさを感じました。
絵が何か大切なことを教えてくれているような思いです。
先日は法事があって、静岡に住む母のところへ行って来ました。
地震後初めて顔を合わせましたが、昭和ひと桁世代は強いですね。
東京大空襲も経験していて、東京の真ん中で
家の屋根に登って空襲を見ていたという母なので、、
たくましい。
とにかく次世代の心配をしています。
今は、あらゆる情報とあらゆる感情が入り交じりながら、
日々山積みの問題に溢れていますが、日本の復興に向けて非力ながら
がんばって行きたいと思います。
正確な情報かどうか、みなさん、本当に気をつけてくださいね〜〜〜！
イシバシ楽器メールマガジンVol.91コラムもアップされています。
よろしかったら見てみてくださいね。
一日でも早く暖かくなりますように。
最近の画像つき記事
