浮浪雲 第三巻 第七章 「反抗期」
リアルにジョージ秋山に育てられた新之助です。
私の記憶や身についたものには父からの影響が多くあります。
私の理解が正しいか分かりませんが、ジョージ秋山の描いてきた作品に
残っていると思える私が体験したシーンも少なくないように思います。
浮浪雲 第三巻 第七章 「反抗期」もそうだと思っています。
私は今ではプロレスラーのように大きな身体をしていますが、
小学低学年の幼き頃は細く小さくひ弱で引っ込み思案。
グズグズしている少年だったと思います。
イジメまでは行きませんが、子どもの非情な言動にビビることもありました。
ある日、私が悩んでいるのを感じたのでしょう。
父はボソッと戦うというか、向かって行くことを教えてくれたように思います。
いまの私に同じような事を言うことはないと思いますが、
幼い私は、理屈も分からず、向かうという経験をしました。
「反抗期」だった訳ではありませんが、幼き私が体験すべきだと判断したのでしょう。
世の中的に良いことなのかそうでないのかは分かりませんが
向かうことの大切さ、こと私には記憶に残っている良い思い出です。