良い意識=悪い習慣?
こんにちは。
最近、ふと思ったことを書きたいと思います。
例えば、インターセプトの意識が高い。しかし、ボールが背後に出されるのか、足元に出されるのかまだわからないのに重心は前。インターセプトしか頭にない。足元に入ればインターセプトできるけど、うまい選手であれば、同じフォームで、しかもギリギリで判断を替えてくる・・・そうなると対応できない。
もう一つ。縦パスの意識が高い。しかし、パスを受ける選手しか見ていない。縦パスは入るが、そのあとのイメージを持てていないため縦パスを受けた選手が苦しい状況になってしまう・・・
ようするに、インターセプトも縦パスも目的ではなく一つの方法だと。ボールを奪うための一つの方法がインターセプトであって、縦パスもゴールを目指すための一つの方法でしかない。
縦パス、インターセプトをした選手をナイス!と褒める。選手は良いプレーだと思い、意識する。その意識が悪い習慣を作るのではないだろうか・・・とは言っても、インターセプトができる選手、縦パスを入れれる選手って魅力的。選手が状況を把握しながら、その瞬間瞬間でベストなプレーができるように、指導者は成功・失敗の結果だけでなくその中身を観れないといけないし、褒め方も簡単ではないことに気付かされる。奥が深い。
明日から4連休。3日~5日にかけて「2012ギラヴァンツカップ」を開催します。参加して頂くチーム、会場提供してくれるチーム、運営面で力を貸してくれている方々、本当にありがとうございます。大会を通し、いろんな交流ができればと思っています。よろしくお願いします。
U-14コーチ 山頭