【響の酒帳】江戸のお屋敷情緒残る三田綱町にて、極上の日本酒と蕎麦と薩摩琵琶と。「酒食の会 Second」〜 蕎麦切 宮下 三田鋼町
まだまだ寒さの残る3月ですが、心温まる極上の体験をしに三田鋼町に足を向けました。
場所は「蕎麦切 宮下 三田綱町」。シンプルでどこか古く、どこか新しい店構え。のれんをくぐると、外の寒さを忘れるほどの粋な大人達の熱気。
大人を夢中にさせるこの会の名前は「酒食の会」。今回は二回目となります。第一回目は浮世絵と酒、そして二回目は「薩摩琵琶と酒」。
「酒食の会」は、暗闇坂宮下を始め、多数のお店をプロデュースされている宮下大輔さん、そして日本酒スタイリストの島田律子さんが主催する会。日本酒と伝統文化を楽しみながら学ぶ、そんな素敵な会です。
この日のお酒はビールを含む6種類。
乾杯 COEDO 白 〜SHIRO〜
一。 蔵の華 純米大吟醸 浦霞
二。 真野鶴 新春絞り 純米吟醸
三。 七田 純米吟醸 雄町50 無濾過生
四。 竹泉 純米大吟醸 黒ラベル
おたのしみ
蔵元さんのお話を伺いながら頂くお酒はまた格別。
お料理と合わせながら、頷き、美味しさに唸り。
同じテーブルの方々と、お酌しつつされつつ、というのも大事な酒の旨みです。
真野鶴さんの吟醸酒は、(私曰く)ストロベリーのような甘酸っぱい初恋の味♡ 女性は大好きな味かな。ワインビネガーを使った前菜なんかにも合いそう。
七田さんは、最近私の中で、新政さんと並んで大好きなお酒。
米の旨味、甘み、酸味のバランスが絶妙で、延々と飲んでいたい味わいなのです。
蕎麦と日本酒、といえば昔からの恋仲ですが、蕎麦に至るまでの酒肴がまた素晴らしい。
この会のために考え抜かれた食材と調理方法。舌の上で日本酒と出会うとまさに悦。また一献、一献と飲み過ぎてしまうのですが..笑
〜喰悦〜
先付 数の子酒粕和え
造里 鮃なめろうと昆布〆
焼物 すくも蟹
揚物 目光の天ぷら 唐揚げ
そば せいろそば
甘味 そば蒸しパン
薩摩琵琶の音色と日本酒で、すっかり脳内は江戸へトリップ笑
昔、三味線を習ってみたかったことを思い出しました。
大人になってはじめて分かる日本の良さ、文化。
たくさん食べても呑んでも、まだまだ学べる世界があるということに感謝しつつ、三田鋼町を後にしました。
次回は7月。また少し素敵な大人に近づきたいと思います。
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蕎麦切 宮下 三田鋼町
東京都港区三田2-6-13 コート三田1F
03-6435-2178
月~金
昼の部 11:30~14:00
夜の部 17:00~22:00
土・日・祝
11:30~21:00
※定休日なし
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