言葉のはなし


言葉がうまれた時の話。



私達が普段使っている言葉は記号だという。


人間は、自分の伝えたいことを記号化して発声する。その言葉を聞いた人間は、自分の頭の中で その記号が何を意味するのか照らし合わせて理解する。


らしい。


この話を聞いた時、わたしは

「話し手の頭の中の記号と、聞き手の頭の中の記号が同じものだと分かるのは何故だろう」と疑問に思った。



りんごとか星とか、海ならいい。切ない、とか寂しい、とか、言葉が発達した今でさえ上手く説明できないことを、記号として共通認識することは可能なのだろうか。


「かつて愛していた人で、今はもうそうではない人に抱く感傷的な気持ち」を一語で表すRazbliutoという英単語がある。



こんなにも抽象的で不安定な言葉を、記号化して相互認識するなんて、先人達の能力の高さには感服するばかりである。



鳴き声しかなかった世界から言葉が生まれて、私たちの生き方は大きく変化した。


好きな人に、好きだということだけでなく

どこが好きなのか、どれくらい好きなのか、なぜ好きなのかを伝えられるようになったこと。


戦争が起きそうになった時、暴力を振るうのではなく話し合いで解決できるようになったこと。

言葉が生まれるのがあと少し遅かったら、江戸城は無血開城なんてしなかったはずだ。



しかし、言葉があっても戦争は起きる。好きな人に、言いたくても言えない言葉はある。


言葉なんかなくたって、 花を摘んで渡せばそれは告白だったのだろうし、握手をすれば「よろしく」だったのだろうし、案外私たちが思うほど 不便ではなかったのかもしれない。


それでもわたしはきれいな言葉を話す人が好きだから、言葉のある世界に生まれてよかったと思っている。


言語の海は深いらしい。










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藤崎日菜子(ふじさきひなこ)

藤崎日菜子(ふじさきひなこ)
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生年月日:1999年3月27日

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