低糖質ダイエット始めたらすぐに体重が減る理由って知ってる?
78kgからマイナス24kgのダイエットに成功したトータルダイエットカウンセラーの大西ひとみです。
低糖質ダイエット始めたらすぐ痩せ始めた!なんて話よく聞きませんか?
体重が落ちたら痩せたと多くの人が理解しますよね。でもその落ちた体重ってなんの可能性が高いのかご存知ですか?
今回のお話はあくまで低糖質ダイエットをし始めた時に急に体重が落る理由にフォーカスして書いています。ですから長期的に低糖質ダイエットをした時の話ではありません。
<そんなに糖質に意識した以外特に食事制限していないのに体重が一気に落ちる理由とは?>
ダイエットを決意したら、体重計に毎日のるのが日課になる人がほとんどだと思います。低糖質ダイエットを始めたらすぐ面白いぐらいに体重が落ち始めてテンションも上がり、ダイエットのモチベーションも上がるでしょう。それってダイエットをするにはとってもポジティブなこと。
でも、いきなり落ちた体重は実は余分な脂肪が落ちた重さではなく、水分の重さであることを知っておくことは大切です。
微妙な誤差はありますが、脂肪は1kg約9000kcalあると言われています。全く水以外食事を取らなかったとしても9000kcalを数日で消費することは不可能だと誰しもが予想がつくでしょう。身体はそんな単純に摂取カロリー=消費カロリーを計算して体重減を正確に予測することは不可能ですが、だとしても、1日で体重が1kg減っていたとしたら、それは脂肪が落ちた訳ではないのは明らかです。
低糖質制限を行うと筋肉、肝臓のグリコーゲン(糖が体内に吸収されるための最終形)が極端に減るからです。筋肉と肝臓を合わせたグリコーゲンの量は2000kcal程度だと考えられています。それは重さでいうと500g程度です。ところがこのグリコーゲンが体内にあるとグリコーゲンは水分を必要とします。
500gのグリコーゲンに対して3kg程度の水分が必要になると考えられています。
なので、低糖質ダイエットを始めたら体内のグリコーゲンが減り、それによって体内の水分保持が減り、すぐに体重がぐんと減りやすくなるのです。
前夜に糖質をたくさん食べて寝ると次の日体が浮腫んでいたりする記憶はありませんか?それは体内でこれと全く逆のことが起きているからなのです。
低糖質ダイエットはダイエットのモチベーションを上げるにはとてもいいダイエット法かも知りませんが、極端な低糖質ダイエットは様々な危険や体調不良を及ぼします。
流行りのダイエットを始める前は、なぜ効果があるのかをきちんと知った上で始めることが重要ですね。
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