【自ら行動する大切さ】
少し前の話になりますが・・・・今年のお盆の話です。
夜に、実家へ帰って父母とお話をしてきました。
「実家に帰ってきたら仏壇に手を合わせなさい」
と母親が言い、
「御心が大事だから手を合わすことに拘るな。感謝が大事だ」
と父親が言いました。
素晴らしいバランスで僕に物事を伝えてくれます。
私はというと、父親の意見に依る所があり、
確かに遺影に向かって感謝を述べることはあっても、
手を合わせることは皆無でした。
「商売を初めて、手を合わせて感謝だけで,
お礼を表現するなんて有り得ないよな。迎え団子作るわ」
と言って、30歳にもなって初めて迎え団子を作り、
仏壇に供えました。
(縁起物なので、写真は割愛します)
いやはや、出来栄えはひどいものでしたが、
仏壇に コトッ と置いた時に、
胸が熱くなるくらい感謝が溢れ出ました。
気がついたら、胸の前で手を合わせてました。
言葉に出来ないレベルの感謝には、
身体が勝手に表現するものなんですね。
こういった自然に生まれる所作が愛おしいです。
「感謝だから、手を合わせないといけない」
などではなく、
「手を合わせずには、いられない」
という心の場所が大切なんだと、
おじいちゃんとおばあちゃんから教えてもらった迎え盆でした。
やっぱり自分から行動したからこそ、
溢れるほどの感謝が、
後で発生するものなんだと思いました。
何かをやろうとは思っているものの、
迷っているという方、
勇気を持って行動に移すことを
待っている方もいらっしゃるかもしれません。
もしよろしければ、今日何か一つだけでも普段しない行動に
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
いかなる手段においても