【7時間睡眠が1番寿命が長いと思っていませんか?】
(1988~1999年当時)名古屋大大学院の玉腰暁子助教授らの
共同研究グループが行ったもので
11万人以上の睡眠時間と平均寿命を約10年間に渡り、
追跡・アンケートした調査結果によるものです。
記事にも書かれていますが、
病気や怪我をお持ちの方で、
7時間寝ることができる方がどれだけいらっしゃるか、
という話です。
7時間未満の方は、
背景にある病気や不健康からの激痛等で、
睡眠時間が短くなっていたりします。
7時間より長い睡眠時間の方というのは、
寝たきり・身動きが取れない方が多く考えられます。
調査により出た「7時間」という平均睡眠時間を、
長生きに結びつけることは出来ないと、
玉腰暁子氏自身がこのレポートにも記しているのですが・・・。
テレビや多くのネット記事では
「平均睡眠時間・7時間・寿命が長い」
だけを見て記事を書いて情報を流しています。
あまりに要約しすぎて話が変わっています。
病気によるリスクの面について
ガン、糖尿病や生活習慣病などの病気も、
ショートスリーパーの方が圧倒的に有利になります。
睡眠中は血圧や呼吸数、血流なども下がりますし、
体温調整が出来ない時間もありますので
外気温にも大きく影響され体温がガクンと落ちるのですが
「低体温」の状態は、ガンや糖尿病にかかるリスクが高いです。
もし仮に1℃体温が下がったとすると
免疫力は37%低下(病気にかかりやすく治りにくい)
基礎代謝が12%低下(1ヶ月で1~2kg体重増加)
体内酵素の働きが50%低下(栄養の消化・エネルギー生産力の低下)
ガン細胞は低体温を好む(35℃台は危険です)
その他にも肌荒れ、生活習慣病の原因などにもつながります。
起きている時間が長い分、
体温が高い時間も長いので、
ガンや糖尿病にもなりにくいということです。
病気も含めて寿命とするなら、
ショートスリーパーの方が圧倒的に長生きに有利です。
アメリカの調査による100万人以上のアンケート調査による
「7時間睡眠が一番寿命が長い」という結果についても、
7時間睡眠と長寿の因果関係が取れない為、
睡眠学会も苦言を呈しており
睡眠医学の著書にもいかがなものかといった形で記されています。
しかし、ネットやテレビはこれらを公表していません。
本当の情報は伝わりにくくなっています。
もし睡眠に関する疑問・質問がありましたら、
いつでもお気軽にご連絡下さい。
いかなる手段においても
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