【眠りが浅いと感じる人へ】
「眠りが浅くて眠った感じがしない」
と不安そうな声色で言われる方がいます。
結論から言えば
眠りには、浅いも深いも無いです。
浅い睡眠と言われているのは
R.E.M.睡眠と言われる睡眠です。
なぜR.E.M.睡眠が浅い睡眠と言われているのかというと
R.E.M.睡眠が、人の起床するタイミングだから、ということがあります。
R.E.M.睡眠中は、脳波が活発に活動をするようになっていて、夢を見ています。
また、逆に深い睡眠と言われているのは
Non-R.E.M.睡眠と言われる段階の睡眠です。
脳幹、視床、前脳基底部
などの活動量が非常に低下した状態となるため、
脳を休めている様に感じます。
さらに言うと
人はNon-R.E.M.睡眠の状態では起床することが非常に困難ということもあり
深い睡眠をとっているかのように思われやすいですが
人以外の動物はNon-R.E.M.睡眠で起床をします。
理由は簡単で
R.E.M.睡眠中に起床をすると、筋肉が弛緩していて
外敵から襲われた際などにすぐに逃げられないからです。
いつでも逃げられるようにNon-R.E.M.睡眠で起床をします。
動物と人間で逆転するものに
浅いも深いも無いのです。
なお、何故人がNon-R.E.M.睡眠では目覚めないか
ザックリと言うと、体がダルすぎて起きずらいからです。
R.E.M.睡眠のタイミングで起床をすると
非常に気持ちがよく起きれることも理由の1つです。
眠りが浅くて・・・
とおっしゃられる方には
起床時に気だるさがある方が多いのですが
睡眠中の眠りの浅い深いとは関係なく
起床時に必要なホルモンが不足をすると
倦怠感が残ります
。
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