安請け合いの恐怖の巻。
これはいわゆるボタン電池(コイン電池ともいうか)だが、知人の腕時計の電池交換をしてあげようとして工具で取り出したものだ。
このマメに、今日は振り回されたのです・・・・・・
まずは100円ショップに。たいていのボタン電池は手に入るが、品番と同じものは無かった。しかし100円ということもあり、とりあえず径が同じものを購入してみた。帰宅して作業をしてみると、作動はするが厚みが合わず入らない。やはり品番通りの電池を買うべきと、100円店を幾つかまわるも見つからず。困ったときのドン・キホーテということで行ってみたがここにも無し。今度こそ確実に入手するためにと大型家電店に足を伸ばした。ところがだ、ここにも存在しないのである。
そうとうな売れ筋なのか?しかたなくそばにあった同社のカタログを見て驚いた!なんとその品番の電池が存在しないのだ・・・
カタログ落ちしているということは、つまり旧型ということ??でも時計そのものは決して古いものではないし・・・
店員に聴いてみたが、カタログに載っていないものは無いですという。そりゃそうだわ。
しかし、自宅にはCR1612という品番のガス欠 電池が確実に存在している・・・ 一度は帰りかけたが 、ふと時計売場に行ってみることにした。通常、電池交換を自分でやる人はあまりいないし、専門家なら何か手がかりがつかめそうだ。行ってみると、時間的に電池交換の受付は終了しましたという。トホホ・・・すでに意地になり諦めきれなかったので 、店員さんに品番を告げ探してきてとお願いをしたら、奥から写真の電池を持ってきた。あったぁ!!!
『これは売り物ではございませんが、今回だけ』といわれ倍の額を請求されたが、とうとう手に入れることができたのでした。
なるほど、この電池はプロ仕様の一般に流通していないものなのね。
あぁ・・しんど。