【カオソック】バスから煙
バスはほぼ予定通りに到着し、出発。
カオソックありがとう～！
また来るよぉ～ 
出発して20分ほどたったころ・・・
なんか臭い！
ゴムが焼けるような臭い。
これはおかしいぞ 
すると煙が車内に！！！
ま、マジですか 
そしてバスは停車。
タイ語オンリーのため、状況は分からないけど
「降りろ！降りろ！」 みたいな感じ 
乗客は、すごい勢いで
我先にと降りていきます。
わたしも荷物を持って避難！
人々の逃げまどう姿が
あまりにも緊迫していたので
も、もしや爆発 
と、めっちゃ不安に。
外にでると、タイヤから煙が上がっています 
しばらくすると、スイス人の女の子が話しかけてきた。
「あなたはどこに行くの？」
「プーケットだよ。」
「わたしもプーケットなの！このバスに乗るの？？？」
「うん。そのつもり。」
「恐くないの？ 私は絶対にイヤよ！
危険すぎる！ 今こうやって直しても
１０分くらいは平気だろうけど、その後は分からないよ・・・
ブレーキがきかなくなって大変なことになる 」
と、私に不安を押し付けます 
「タクシーで行こうと思ってるんだけど、
あなたも一緒に行かない？」
「タクシーの番号知らない？」
「タイ語話せる？」
「現地の友達いないの？」
「どうやってタクシーを呼べばいいと思う？」
めんどくさっっっ 
すごい勢いでした。
結局、他のヨーロッパの人たちと
一緒にタクシーに乗れることになったみたい。
カオラック( Khaolak ) 行きの白人カップルは
バスで行くと断っていた。
カオラックまでの
ものすごい山道、
カーブがハンパ無いので
確かに、タイヤが問題な場合は恐いです。
心配といえば心配なんだけど・・・
そんなにイヤな感じがしなかったので
ここは自分の直感を信じて
このバスで行く 
３０分程修理をして出発です。
ドキドキ・・・
と、思いきや
秒で寝落ち 
私ってけっこー図太かったみたい 
起きたら、休憩場所のタクアパマーケットでした
ここでバスのスタッフが、タイ語でなにか言いました。
（運転手とは別にスタッフが一人乗車）
きっと、ここで休憩しますってことと、
出発時間を言ったのだろう・・・
分からなかったので
スタッフの彼に
何時に出るのかを聞くと
２０分間の休憩だと言われた。
バスは食堂横に停車。
念のため
ナンバーを暗記 
ここで、さきほどの面倒なスイス人女子にバッタリ！
とりあえずタクアパまでの足を見つけて
これたみたい。
「プーケット一緒に行く？」 と、また聞かれたけど
きっぱりお断り
お手洗いに行って、マーケットを散策～
スイカとグリーンマンゴーをゲット！
そしてバスに戻ると・・・
え・・・
バスがいない
なんで？
２０分って言ったよね？
１０分も経ってないじゃん 
おいてかれたーーーーーー
どーしよー、どーしよぉーーー
いや、ちょっと移動しただけなのでは？？？
食堂の反対側に行ってみると
同じバスが２台停まってる。
でも、どっちもナンバーが違うよぉぉぉぉぉ
わたくし、完全にパニックです。
貴重品は全部手元にありますが、
キャリーケースはバスの中ですので 
ヤバい！ ヤバすぎる！
どーーしよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ 
バスの近くに男性が座っていた。
なんとなく、バスの関係者のような雰囲気！
「私のバスがいないんだ！」 と、
バスのレシートを見せる。
「このバスに乗ってきたの！
バスが、あっち側に停まってたのに、いないの！！」
男性は、英語がほとんど分からず、
全然通じないんだけど
色んな言い方で言ってみて、
私の必死すぎる訴えに
どうにかしようとしてくれた 
知ってそうな人に聞きに行ってくれたのだ。
すると・・・・
「そのバスは戻ってくるよ」
とのことでした
キャーーーーーー――――
ありがとう 
思わず、その彼（おじさん）の腕を掴んで
ジャンプして喜んでしまいました 
www
（馴れ馴れしく触れてしまってゴメンナサイ）
バスがいたところで待っていると
さっき一緒に乗ってた乗客が２人やってきて
一緒に待つことに。
「この人たちも待ってるんだから本当に平気っぽい
」
しばらくすると
ちゃんとバスは戻ってきたのでした 
点検のためにどこかに行ってたみたい。
今回の旅で、一番焦った瞬間でした。
煙で避難より焦ったｗ
バスは何事もなく順調に進んでいき
見慣れた景色に・・・
２５日間滞在したカオラック（Khaolak）です。
ほんの４日前までここにいたのに
ずいぶん昔のような気がして
すっごく懐かしかった。
カオソックが盛りだくさんすぎて
色んなことがあったから
長く感じるんだな、きっと。
そして無事、
プーケット( Phuket )の
ナイヤンビーチ( Naiyang Beach ) に着いたのでした 
すさまじい移動の旅だったけど
バスのスタッフのおじちゃんが
めっちゃいい人で癒されたぁ～！
親切にしてくれて、コップンカー
そして、ナイヤンビーチは
とーーーってもきれい
また新しい旅の始まりです。
Jazzyがバス故障現場からレポートしています！
「バスから煙で緊急避難 カオソック～プーケット 」
