世界と日本代表の差

日本のAmigoの皆
 
コンフェデレーションズカップは多くのサッカーファンが期待する決勝のカードになったね。
準決勝は南米と欧州の対決でブラジルとスペインが何とか決勝に進出する事が出来た。
スペインとイタリアのPKは世界最高のGKに仕事をさせないキッカーのレベルの高さを見せつけられた。
 
決勝の前に今回の日本について僕の感想を伝えたい。
 
本当に残念ながらまたもや大きな国際大会で日本は敗退してしまった。 
 
今回のコンフェデ杯は日本代表を明確にする物があったと思う。
それは世界の強豪国との力の差はまだまだ大きいということ。
日本対メキシコの試合は全部を見る事はできなかったんだけど、日本代表の全試合の失点を分析してみた・・・。
 3試合で9失点!!!この結果ではレベルの高い戦いを日本代表に求める事は難しい。
失点はディフェンスやキーパーのせいだと考える人がいる、相手に走り勝ててないと思う人もいるかもしれない、もしくはまだ日本のサッカーは歴史や伝統が無いと受け止めている人もいるかもしれない・・・、しかしその全ては毎回大きな大会で敗退した時に出てくる言い訳にしかすぎない。

今回の敗退から現実的な問題が垣間見れる。
我々の日本代表はリスタートの守備が弱いということ。
これはあまりにも明確に出ていて、止まっているボールからの失点があまりにも多すぎる。
 
この問題はどうして起っているのか????????
そこには2つの原因があると私は感じている。
 
1.選手個人のマークの弱さ。常に1対1でマークをしている時に相手に負けている選手がいる。
 
2.ゾーンで守っている選手の致命的なミス。これに関しては選手だけの責任ではない。試合の準備をしている部分での戦術的な読み違いも考えられる。
 
この2つの原因からレベルの高い相手と戦う度に毎試合失点している。
例えば、イタリア相手に2-1でリードしている状況。イタリア代表と言えどもあの時点ではイタリアはすでに潰れかけていて、日本が勝ちきる事は十分に可能だった。
もしくはメキシコの2失点目。あそこで失点してしまったが故に、逆転できる望みが遠ざかってしまった。
こう言った事が大きな試合で勝ちきれない要因であり、世界の強豪国との大きな違いで、彼らはこの部分で試合で苦しむ事はほとんど無い。
 
はっきりと言いたい。
言い訳はもう十分。
本当に生じている問題に向き合い、そこを改善して良くするしかない。
 
「ディテール(細かい事)」。これこそがサッカーで最も大事な事。
現実は細かい部分を修正していく事さえ出来れば・・・もっともっと日本代表は大きくなる事が出来るはずだ。
 
日本がこの問題と向き合い、改善する事が出来るかどうかはワールドカップの結果を見れば分かる。
本大会まであと1年。
この宿題を解決する事が出来るかどうかが大きな鍵を握っている。
 

 

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ジョアン・サルバンス(元FCバルセロナU-14監督)
スペイン人サッカーコーチ
ジョアン・サルバンス(元FCバルセロナU-14監督)
生年月日:1974年8月29日

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