Buenas tardes!
バルセロナは夏が始まったけど、日本の方が暑いみたいだね。
今回はちょうど1週間前に終わったコンフェデレーションズカップの決勝戦についての僕の感想。
あの決勝戦には3つの大きなポイントがあった。
1.ブラジルの先制点
あの試合の明暗を分けたのはブラジルの先制点にあったと思う。
コンディションもそうだけど、体格差でブラジルの方が勝っていたのは明確でその差は試合前から分かっていた事。
フィジカル面で不利だったスペインのあの試合のポイントはいかに失点をしないで、自分達のペースに持って行けるかだった。しかし、早い時間で失点してしまった事により、スペインは攻めに出なければいけなくなり、その結果さらに2失点に繋がってしまった。
2.スペインのシステム
今までのスペイン代表は大きな大会で強い相手と戦う時は常にブスケッツとシャビ・アロンソの守備で大きな要を持つダブルボランチで戦っていた。
それが何故か今回の大会ではシャビ・アロンソが不在からかブスケッツ1人のワンボランチ。ブスケッツ1人ではブラジルの早い攻撃の切り替えに対応しきるのは難しかったのは明らかでその代償を大きく支払った。
ハビ・マルティネスと言ったシャビ・アロンソの仕事をこなせる代役がいたのに起用しなかったのは、あの試合で疑問を感じる采配だったのではないだろうか。
3.進化したブラジル
1と2に書いた理由の様に決してスペインが良くなかったからブラジルが優勝したわけではない。今回のブラジルは優勝に相応しいチームだった。
前線の選手は相手のビルドアップ時にプレスをかけ続けスペインの得意とするコンビネーションプレーを妨げた。フッキは攻撃だけでなく下がって守備にも貢献した。ネイマールは前線からのプレスをかけ続けた。
今までのロマーリオ、ロナウド、ロナウジーニョと言ったブラジルを代表するFW選手のイメージを一掃させられる働きだった。
今回のブラジルが見せつけたのは今までのブラジルの代名詞「JOGO BONITO(華麗にプレーする)」のイメージを変えさせる進化を証明した。
これはブラジルサッカーに戦術が埋め込まれ、ワンランクレベルが上がった証拠だ。
ブラジルを筆頭に世界の強豪国は進化している事を証明している。
しかし、そんな中、4、5年前に世界を騒がせたスペインは他国に比べると進化していない事を分からされた大会だったのではないだろうか。
世界中が注目したスペインだったが、今でもメンバーは変わっていない。果たして前回優勝した時に全盛期だった選手が今でも同じレベル、コンディションを保っているとは言い切れない。
そう言う意味では、今までの主力の代役とならなければいけない選手が育っていない事を証明している。
スペインが抱える課題はいかにトップレベルを維持できる代役選手が出てくるかだ。
ワールドカップまでのあと1年。
他国が進化する中、踏みとどまっているスペインに新たな新星が出てくる事が鍵となってくるのではないだろうか。
さぁ今週から日本に行きます!
日本のサッカーが進化しているのを見るのも僕の1年の楽しみの一つ。
それと、皆に会える事も楽しみにしているよ!
Hasta pronto!!!!
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