百円の恋から見るパイクプランニング的ポジションの事務所
凄い昔、業界の大先輩に言われた事。
「テレビドラマは大手プロダクションが政治力でどう決めるか。芝居力?関係ないよ、見てわかるだろ(苦笑)でもな、映画は違う。政治力が皆無でも役者の力で上に行ける。その積み重ねでそのプロダクションは大きくなる。映画には夢があるんだよ。だからお前も映画撮ってんだろ?ふはははは!まぁ飲め」
今回の日本アカデミー賞。
最優秀主演女優賞
綾瀬はるか
有村架純
樹木希林
吉永小百合
誰でも知ってる新旧大有名人&大手プロダクションを差し置いて
安藤サクラが受賞した。
しかも「百円の恋」という単館映画作品
「この時期に無名の役者を上にぃ」
みたいな裏戦略はここでは置いといて。
物凄く嬉しい。
こうやって有名になっていく
芝居系&単館系役者が増えると
本気の本気で熱くなる。
しかも、この「百円の恋」の撮影部は
「こたつと、みかんと、ニャー。」の
西村さんなので尚更嬉しい!
パイク・プランニングみたいな
小さなプロダクションは
本当に個々の女の子達の気持ちで保っている。
俺がよく言う
「うちはいい子ばかりですよ」
という裏には
「まだまだ、事務所パワーで楽させてあげられないのに。ハングリーなのに。みんなで頑張ってる!」
という意味だからね。
とはいえ、うまく点火したら
タレントファイア炎上する子しかいない。
いやいや、嬉しい受賞でした。
頑張って行こうって気になるよ!
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