浄霊師
まだ浄霊師を名乗る前
私には本業がありその経営をしながら
空いている時間に心霊相談を受けていました。
その頃私の心は表と裏のターニングポイントに入っていました
そもそも私は元々人に褒められた生き方をしていた訳ではなく
どちらかと言うと悪い行いが多い人間でした
そんな頃からの古い友人知人との縁と
見えない世界とのつながりの中で大切にしなければならない本筋との
その狭間とでもいいましょうか・・・
わかってはいるが、しかし事情で切れないもの
そう誰もがどこかで一度は悩むそれです
そんな折、兄貴と慕り毎日通うように私のところに来る男がいました
私が心霊の世界に携わるでしたので
年々増える相談や、お祓いに一緒に同行するようになりました。
昼でも夜でも夜中でも明け方でも常に同行し
私の経営するサロンに日々いる状態
もちろん私の家にも。
彼は少し前まで暴走族の特攻隊長だったほどヤンチャで
学生時代ボクシングで好成績を納めるほどでしたので喧嘩も強かったです
そんな流れの中で、相談先への行き帰りに車内でいろいろ聞かれました
心霊の質問は本当に様々でしたが、私の心の中で得ている答えを基点に
話をする日々でした。
ある時彼は自殺について聞いてきました
自ら命を絶つことがなぜいけない事なのか
シンプルかつ明確に話した瞬間
「え？いけないんだ」と絶句するように驚いた彼の表情があまりに印象的で。
彼の突然の死は
私にとってあまりにショックであり
ラッパ演奏の中での出棺は涙が止まらず・・・
鬼となり
苦しめるのではなく救う
もう二度と同じ悲しみを生んではいけない
そう心に刻み
酒・たばこ・ギャンブル・異性への決別を
ご縁頂いた寺院の本尊様とお誓いしました。
その時から私は浄霊師を名乗っております。
人に物を言うという事は
その人の人生に大きな影響を与える可能性が大きいという事です
まして神仏様を口にし、目で見えない世界を伝えるお仕事をする人は
最初にまず自分がそれを捨てる事が出来なければ言葉にする資格がない
そう私は感じております
愛人のいる住職
ギャンブル三昧の霊能者
相談者と肉体関係を持つお祓い師
普通に考えてください[あり得ません]
いかなる理由があってもそれは人の世の都合です
どんなにうまい理由をつけても駄目です！
なぜこんなことを書くかと言いますと
そういう事が除霊に必要などとだまされ
逆にそれが悩みとなっている人があまりに多いという現実・・・
不安を煽り、それをしなければ大変な事になるなどと言われ
疑問に持ちながらも不安が勝り継続を要求される
人が作り出す人の世の負の連鎖
それは救うのではなく苦を生んでいるだけなのです。
普通に考えておかしいと思えること
周りの人がそれはおかしいよ、という事は
やっぱりおかしいのです
それが分からなくなってしまうのは視えない世界だからです
だからこそ、本当かどうかわからない言葉は流してしまう勇気も大切
ではどう判断すればよいか
人は言葉に宿る嘘と本当を誰でも見抜けるのです
言葉には発する人の波動 がそのままやどったものです
カッコつけている言葉
大げさな言葉
見栄をを張っている言葉
理屈だけの説明などは
誰でも聞き心地が悪いものです
何となくわかりますよね＾＾！
あの人の話は何かね・・・って思ったり。
つまり納得できる言葉は明確な魂の波動がのっているという事で
そう感じる自らの感性に自信を持ち、
そこに重きを置いてみる生き方に少しだけ日常をシフトできると
その瞬間から意識も変わるものです
その意識が次の自分への始まりとなるなら
それは人生の中では大きな流れへアクセスした瞬間でもあるのです
合掌 浄霊師 神島千尋
今日は、先生、皆さま、初めまして。
先日とある仏教のセミナーに参加したのですが、そのお寺の方が仏教と霊的な世界は関係がないという含みの発言をし俗に言う先生が所持されている様な霊能力を否定されていたようで少し気になりました。
あまりにも霊感商法による詐欺や教団がらみの事件が多いのでそういう見えなくて「怪しい」世界とは本来縁がない、仏道はもっと現実に関係のある、今を生きる人の為になる智慧の世界だという意味らしいのですが何か矛盾してませんか？
霊のことを説明出来ないでそもそもどうやって仏法を説けるのでしょうか。（成仏とは？）
お墓も要らない、ということになってしまいますよね。
何か上記の生きている人は「霊を考えない（霊について何も知らない？）ことが自然（あるいは科学的？）、今風だ」という風潮をとても不審に思います。
先生も同様の事象に気づかれたことありますか？