客足が遠のく訳
ある店舗に伺った時の事
店内を一通り巡り
奥の作業場につながる廊下に差し掛かった時
その通路の入口真ん中に子供が微動だにせず立っていた
明らかに現代の服装ではないその幼子は
そのままスッ・・・と消えていった。
案内してくれている従業員さんは立ち止った私を見て立ち止ったが
すぐにその奥へと案内を始めたのでついていく。
作業場は複数あり、一番奥の作業場の窓の上に
お札などを置く場が長年の歴史で色あせていた。
経営者は従業員含め以前から違和感はあったがと特にここ最近
職場があまりに尋常ではない雰囲気や
店舗内の人感センサーが常に鳴る事態に恐怖を覚える状態。
その後一通り見て周り、さらに作業場奥にある休憩室に入る頃には
私も圧迫感を覚えるほどの空間となっており
まず最初の子供の話をすると、皆堰を切ったように
子供の気配や声や子供のような小さな足を見たと次々・・・
さて、ここで想像するのは子供の霊による霊障と思われますが違います。
最初に視た子供には邪気がないのです、ないどころか純粋な波長すら感じる。
その昔創業者は信仰に厚い方だったのでしょう
作業場に祀られていた古札はその頃から置かれているのは明らかで
代が変わり今の代表に聞くと、どこのお札か分からないが前からそのままだと。
水垢でひどい状態の器に汲まれた水やお神酒・・・
いつのものか分からない供物(であろうもの・・・)
霊力の強い神格の霊力を宿したお札により護られていたものが
反対に転じた典型的なケース、つまり障りとなっていたのですが
それを教えてくれている事に気が付かず
圧迫感=悪い霊ではないか、の判断に怒りを表していたのです。
ここまで来ると、その年月分簡単にはおさまりません。
お焚き上げ供養をさせていただき
施設内は新たに基点を創りしっかり流れを通させていただきました。
それを伝えるお役目として縁をいただくなら
どう伝えるかがとても大切な事といつも先々で感じます。
人は外観や視覚的な全体像で、店舗などに入るか否か判断していますが
同時に潜在意識である「6番目の感性」でその場の気も一瞬で感じとっています。
違和感は潜在意識側の判断で、自己防衛反応です
自らの魂が嫌と感じている波長なのですから大切にしてください。
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人の出入りする場の流れがいかに大切かは
人の足が遠のいて初めて気が付くことが多いものです
特に不特定多数の方の出入りする場所に流れが無ければ、
様々な人が様々なものを背負って入りますので
増えることはあっても、溜まっていく一方で
流れが無ければ出て行かないという事です
つまり溜まっていく一方で、いつか入りきらなくなった時
何かをきっかけに暴れ出すのも当然の結果と言えます。
受け継ぐもの
その地に祀るもの
その場の聖域
清浄を心がけてください^^。
合掌 浄霊師 神島千尋