浄霊
人同士のトラブルを常に抱えている方はとても多い
相談の中で職場や学校などはもちろん、身内とのトラブルも多い
親子兄弟、それぞれ様々な考え方があるので
共感することもあれば反発することもあるのは当然ですが
縁を切る話まで行くと、長い期間仲違いしたままとなってしまいます。
個人的な感情やプライドとして割り切ってしまえば
互いに行き来せずとも生活に支障なくいけるでしょうが
これが通常ではないケースの場合、
長い期間をかけて積み重ねたものが自分を苦へと導くことがある
あるで出来事で心が囚われてしまい
そこから抜け出すことができずすべてを負に捉え恨み
何事においてもそこを基点に考える事で怒りを生み
ある意味それが生きるエネルギーとなってしまった方がいました
始まりは幼い頃の身内の些細な一言が許せず、そこから全て悪く捉え
大人になり輪をかけるように嫌味で返答したり
全てに難癖をつける等・・・
結局最後まで誰の話も受け入れず亡くなったそうです
時が経ち孫の代
あまりに家族兄弟、親戚に至るまでトラブルの連続となり伺う事となる
表面的には亡くなられたその御霊さま(怒りのまま)の影響なのですが
その前も、さらにその前の方々も同じような感情の繰り返しだったようで・・・
そもそも古くは数代前の方のつらい出来事が恨み節となり
その影響を、次の世代、また次の世代と同じ波長をもつ女子に受け継がれていました。
現在のお孫さん(女の子)が夜になると騒ぎだしたり叫んだり等
最近尋常ではない行動に困っていたとのこと・・・
そのままであれば、同じ流れに飲まれるていたはずです。
ご供養の際、お仏壇の奥から亡くなられたその方のお写真が出てきました
変色して消えかけていたが、怖い表情のその目だけははっきり浮き出ていて家族絶句。
今の為ではなく
これまでと、これからを
滞りなく通す事の大切さを感じます。
浄霊師として一番大切なことは、そのご家族に話ている事が実は
そのまま「ご本人へのメッセージ」となっている事。
合掌 浄霊師 神島千尋