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第39回皇后杯3回戦

ご報告が遅くなりました。

昨日の試合、


vs ジェフユナイテッド千葉レディース


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2-3で負けました。


【得点】

21分 失点

29分 植村祥子

33分 今井裕里奈

76分 失点

87分 失点



会場へお越し下さった皆様、また関東から気持ちを送ってくれた皆様、応援ありがとうございました。


皇后杯での敗戦はイコール今シーズンの終わりを告げられることなので、試合が終わったばかりで、まだうまく消化できないままここでのご報告となりますが今感じていることを。


一度はリードしたものの逆転を許し逆襲を仕掛けられないまま90分が終わりました。


公式記録で

シュートは3対14(後半は0対11)

コーナーキックは0対8(後半は0対5)


前半を終え、前線からのプレスをより強くしてきた相手に対して、それを上回ることが出来ませんでした。

試合をご覧になった方はお気づきだと思いますが、ジェフさんの攻撃はとてもシンプルなものでした。DFラインから前線にロングボールを入れることが多く、シンプルが故にこちらも対応して跳ね返したりそのままゴールラインを割ってしまうこともありました。それでも、サイドの選手が高い位置を取ろうとすることで偶然的・必然的に自陣深い位置に入られてしまい、かつ、そのサイドの選手に対してFWや中盤の選手がサポートできるため厚みを持たれてしまう事も多かった印象です。


一見すると、自分たちも似たようなシーンを何度も作っているように感じる方もいると思いますが、ジェフと私たちの決定的な違いはそのボールに対する受け手の体勢です。


簡単に説明します。

ジェフの場合、受け手はゴールに対して前向きにボールを受け、トラップした瞬間に縦にドリブルを仕掛けられるような体勢をとっていることが多く見られました。

比べて私たちは、基本事項としてサイドバックが低い位置を取るためそこに対してのサポートとして中盤が低めのポジショニングになります。その状況下で前に進もうとすると、必然的にFWは完全に相手DFを背負って受けることになり、裏への動き出しにも下手をすると相手DFライン4人に対応されてしまいます。

つまり、チームとしてビルドアップの出口がFWのくさびを受ける動きと、裏への動き出し(しかし多くの場合ゴールに向かうような前向きの体勢ではなく外向き)が前提となってプレーしている訳です。DFを背負って受けることや裏へのアクションは言うまでもなく世界中のFWがやっていることであり、FWの責務と言えますがしかし、明らかに相手に読まれている状況や孤立した状況ではそこから発展させるのは厳しくなります。最終的に誰かに前向きでボールを受けさせてゴールに向かうという点では同じですが、相手に読まれやすいことと、ビルドアップの位置が低いために、場合によっては自分たちからハードルを上げてしまっています。


例えば昨日の私たちの1点目(ヒラから祥子への裏へのパスを祥子がドリブルで仕掛けてからのループシュート)のような、中盤の位置からのスルーパスであったり、DFラインからロングボールも奪った瞬間のものであったり、肝心な事は相手の重心を外すような、いかに相手の意表をつけるか、だと思います。


試合後にジェフのある選手が、

『次にどこにパスが出てくるかわかりやすい』

と言っていました。

これは昨日の試合に限ったことではなく、今年リーグ戦を観に来て下さった多くの方が伝えてくれた言葉です。

『みんな持ち場を離れない』とも。

構造上、そのようになりやすいサッカーであると考えられるため、それでも1部相手に互角以上になっていくには、今後どのようにしていったら良いか。

パス一本の質、を求めることも必要でしょうが、そこにどのような意図があり、またどのような選手同士の関わりがあるのか、すべて状況(相手)によって判断・実行出来るようになっていかなければ、井の中の蛙大海を知らず、になってしまうと危惧しています。守備に関しても改善点が浮き彫りになったと思います。



日体のみんな、それぞれに個性があり良さがあり。

一緒に練習をしていて驚くこともあります。えっ、そんなこと出来るの?と。話していても、へぇ〜そんなふうに考えているんだ、というように。

もっとみんな、やりたがったらいいのにな。

みんなより経験だけはある私は思うんです。

出来ないことから出発して妥協案を考えるのではなく、

どうやったら出来るようになるか、

それはイコールサッカーの楽しさを知る

ことでもあると思うんです。

出来ないことが出来るようになるって、最高の喜びじゃないですか?

簡単じゃないけれど。



試合で勝つために自分の


やれること

を知って


やるべきこと

を理解する


ことが大事です。

サッカーはチームスポーツだから。



でも、そんななかに自分の


やりたいこと


がなければ


なんと味気ないことか。




私自身、そうは言っても

やれることをもっと増やさないといけないですし、やるべきことをもっと結果として示さなければいけないと痛感しています。

昨日だってシュートゼロ…


頑張ります。



日本体育大学女子サッカー部の活動はカンカレやインカレなどまだまだ続くので、引き続き宜しくお願いいたします!



ブログはなるべく更新しまーす(^o^)/




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伊藤香菜子|いとうかなこ(ちふれASエルフェン埼玉)プロフィール

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伊藤香菜子(いとうかなこ)
ニックネーム:かなぴー
生年月日:1983年7月20日
血液型:A型
出身地:東京都

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