お尻のこだわりの話
大島薫です。
年も明けまして2016年ですね!
皆さん去年はどんな年だったでしょうか?
ボクは忙しかったり、忙しくなかったり色々ありましたが
最近はテレビのお仕事もちょくちょくいただいております。
近頃ブログのほうではブラック企業に勤めていたころの話を
頻繁に更新しているのですが、今日は一旦
連載をお休みして短いお話をしようかと思います。
いきなりではございますが、
皆さんこだわりって何かありますか?
それぞれ一つや二つくらい
譲れないものってあるかと思います。
ボクの場合それは
ウォシュレットです。
ボクはお尻のケア(主に穴のほう)について
かなり気を使っているほうだと思っているのですが
その一つにこのウォシュレットがあります。
どれぐらい気を使っているかというと、
このままだと漏れる!という緊急事態でも
ウォシュレットがなければ別の場所を探すほどの徹底ぶり。
でも、女子トイレならまだしも男子トイレって
ウォシュレットがなかなか公衆トイレにないんですよね。
そんなボクは大阪時代
完璧なトイレに出会ったことがあるのです。
それは大阪の難波といわれる地域を
歩いていたときのことでした……。
缶コーヒーでも買おうと
とあるコンビニに寄ったときのことです。
コンビニに入った途端
天井からこんな看板がぶら下がっているのを発見しました。
トイレはこちら
いや、
何のアピールだよ
突然のトイレアピールです。
いらっしゃいませより先に
トイレを勧めるコンビニ。
斬新過ぎます。
しかし、これだけアピールするんです。
相当トイレに自信があると見て
まず間違いないでしょう。
ここはトイレハンターの血が騒ぎます。
ボクは大してトイレに行きたくもないのに←
この自慢のトイレを見てやろうと思いました。
看板の矢印は
二階へ上がる階段を指しています。
よし、どれ、行ってやろう。
ボクがそう思い、階段を見ると
なんと、階段の段差全てに
トイレはこちらです。
の文字が!
いや、どんだけアピールするんだと。
もはや、お年寄りからお子様まで
トイレがこちらだということを叩きこまれます。
しかし、これは俄然
期待が持てそうです。
二階に上がります。
二階に上がると当然のように
バカみたいにデカい看板で
トイレはこちらの文字が。
もはや、あの階段を見た後では
それくらい大したアピールではないと感じられます。
ボクは「はいはい」といったくらいに
素直に看板の指示に従って
トイレがあろうスペースに向かいます。
すると、トイレのドアの前には
ウォシュレット完備!
すごい!!
もはやその文字に神々しさすら感じます。
「快適な時間をお過ごしください」に至っては
強者の余裕が滲み出ていました。
ボクはすごいトイレに出会ってしまったのでしょうか。
これはもはやトイレする気がないなんて
甘いことを言ってはいられません。
無理矢理にでもひねり出しましょう。
それがボクがこのトイレに払える
最大の敬意ではないでしょうか。
トイレのドアを開けます。
便座に座ります。
ふと、扉の裏を見ると
こんな文字が書いてありました。
女性のお客様へ
アノ日になったらスタッフにお伝えください。
生理用品をおひとつプレゼントいたします。
そんなシモの世話まで?!
完璧です……。
ボクは
完璧なトイレを見つけてしまいました。
ここはいい場所だ……。
また必ず来よう
ボクは感激しながら
用を足しました。
もしかするとあれほど
感動的な排泄の時間は
生まれて初めてかも知れません。
そして、ボクがおもむろに
トイレットペーパーに手を伸ばそうとすると
スッっとした違和感がありました。
ん?
もう一度
スッ……
ん?
……。
……………。
…………………………いやいや、
トイレットペーパーはないんかい!
おわり。
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