ハッテン場の話
大島薫です。
最近ツイッターではゲイの話しかしていません。
大体ボクのブログというのは、過去日常で起こった
面白い話を取り上げているのですが、
たまにはブログでもゲイの話をしてみようかと思い、
今回はこんなお話です。
色々なハッテン場の話
マジで頭おかしいテーマですね。
しかし、まあ、当然ハッテン場というのは
女人禁制なわけでして、なかなか
そういった場所の構造を見ることもないと思い、
今回取り上げてみました。
では、日本のアンダーグラウンド
ハッテン場について見ていきましょう。
無料ハッテン場
_________________________
いや、無料っていうか、
本人たちが勝手にそこで
サカッてるだけなんですけどね!
大体こういう公園などが
ハッテン場になっているところは
謎の団体とかが
「よし、ここをハッテン場にしよう」
とか言って作ってるわけではなく、
例えばネット掲示板などで
「〇〇公園で×時に来れる人いないスか?」等の
書き込みを誰かがし、それを見た別の人が
「〇〇公園ってハッテンできるんだー」と思い、
徐々に人が集まって来て自然発生的に生まれるのが最初です。
もちろんシャワー等があるわけもなく、
衛生面的にはあまり良いとはいえません。
あと、通報されるリスクもあります。
あ、別にボクは野外ハッテンを
推奨しているわけではないので、あしからず。
有料ハッテン場
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じゃあ、これは通報されないのかというと、
限りなく黒に近いグレーゾーンです。
お店的には一応
「認知していない」というスタンスで
サウナ内で客同士が勝手にやっている
ということになっているということですね。
その割には
受付でしっかり
ローションとゴムを渡してくれます。
ちなみにサービスです。
では、有料ハッテン場には
どんな種類があるのか見てみましょう。
サウナ型
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これは聞いたことのある方も
多いのではないでしょうか。
スーパー銭湯型の大型ハッテン場で
24時間営業が基本です。
宿泊も可能で
大体宿泊だと料金は
大部屋 3000円(20時間)
個室 3500円(20時間)
というのが相場ですね。
安い!!
ちなみに
「こんなに安かったら、間違えて
ノンケが入っちゃうんじゃないの?」
という疑問もあるかと思いますが、
そういったトラブルを避けるため、こういった
ハッテンサウナの入口には
「会員制」と書かれています。
本当に何かの会員にならないといけない
というわけではなく、これはつまり
「ゲイ専用」ですよということを暗に表しているんですね。
クルージングスペース
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こちらはもっとより
ハッテンをメインにした場所ですね。
サウナタイプの大部屋だけを
お店にしたようなハッテンスペースです。
料金は大体
1500~2000円(14時間)
くらいですね。
24時間営業ではないので
泊まれない分、サウナより
料金はちょっとお安めです。
ちなみに、クルージングは
英語圏でハッテン行為を意味する
「en:Cruising」 からきているそうです。
こういったハッテンメインの
クルージングスペースでは
お店によってコンセプトが異なり
ジャニ系推奨店や、
熊系推奨店、ガタイ系推奨店など
好みや、自分のタイプによって行くお店を
選ぶことが多いです。
若い子ばかりのジャニ系推奨店に
ヒゲ、デブの熊系の人がいくと
入店をお断りされるなんてこともあったり……。
ちなみにお店のコンセプトに合った人がくると
割引が受けられたりもします。
イケメン割
ヒゲ割
デカチン割
ちなみに、デカチン割を受けたい人は
受付の人にちんこを見せて
定規で計ってもらうことになります。
非常にシュールな光景です。
ネカフェ型
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特殊型のハッテン場の一例ですね。
これも普通のネカフェが
そうなっているわけではなく、
あくまでゲイ専用です。
料金は大体
1500円(時間制限なし)
で、普通のネカフェと同じように
ソフトドリンク飲み放題といった感じです。
ノンケの方でもたまに
ネカフェでAVなんか見て
「あ~、いま机の下から誰か現れて
ちんこしゃぶってくれねーかな~」
なんてことを考えたことのある人が
いるかもしれませんが、
それが現実になります。
ちなみに、ネカフェ型は
サラリーマン好きの方が集まるようで
スーツ姿の人がちらほらいます。
ビデオボックス型
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個人的に
面白いなーと思った
ハッテン場の形第1位です。
ノンケの方が利用する試写室が一般的ですが
そちらの場合は
AVを選ぶ
↓
受付
↓
個室に入る(鍵をかける)
↓
ヌく
というものが一般的ですよね。
これにもゲイ専用があります。
ここではガラス張りの個室が
円形に配置されていて
そこでみんな1人でヌくわけですが
当然外から丸見えです。
で、タイプの人がいると、
個室を出て、その人のBOXへ
入って行くってわけですね。
料金は
1500円(10時間)
ぐらい。
客層はこちらも
サラリーマンが多いようです。
ビデオBOX型もネカフェ型も
ノンケと同じくサラリーマンが多いというのが
面白いところです(スーツコスってパターンもあるけど)。
サロン型
_________________________
さて、ここまでゲイのハッテン場を紹介しましたが
女装について触れてなかったので
最後に女装のハッテン場について
解説したいと思います。
女装の場合はニューハーフさんなどとは違って
普段は男性として生活している人も多いですから
着替える必要があります。
そのため概ね女装のハッテン場というのは
女装サロンも兼ねていることが多いです。
メイクをしたことのない人に
スタッフさんがメイクをしてくたり、
洋服のレンタルサービス等もあります。
料金は
2500円(10時間)
くらいでしょうか。
メイクをしてもらいたい人(+1000円)
洋服をレンタルしたい人(+2000円)
など、オプションでお金がかかるといった感じですね。
で、綺麗にメイクをしてもらって
BARスペースで飲んで、男性からの
声がかかるのを待つ……と。
メイク付き
ドリンク付き
男付き
といった具合ですね。
ちなみに、家族がいて女装ができない人のために
自分の衣装をロッカーで預かってくれる
サービスなどもあり、こっそり女装をしたい
サラリーマンや学生にはありがたいお店なのでしょうね。
_________________________
と、いうわけで、
ザッと紹介してみましたが
この他にもハッテン場は色々あります。
SMバー型や、銭湯、
映画館なんかもそうですよね。
また機会があれば
紹介しきれなかった別のハッテン場について
解説してみたいと思います。
ではでは。
おしまい。
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