はじめてゲイビデオに出演したときの話9
→はじめてゲイビデオに出演したときの話8
ボク(撮影ってこんなに落ち着かないもんなんだ……)
あらためてエッチなビデオの撮影というのは
不思議な世界だなぁということを自覚させられました。
田中「うん、いいよ、いいよ……
じゃあ、パンツめくってみようか」
リュウジ「ほら、足あげて……」
撮影の最中気付いたのですが、
カメラが回っている間結構監督が指示を
声に出して伝えるんですよね。
監督の声が入ってしまって大丈夫なのかな?
とこのときは思いましたが、これはよくあることで
あとで編集で監督の声の部分だけ切るか、
音を消して対応します。
その編集の手間よりも一連の流れで撮るということが
ゲイビデオに限らず、AVの世界では重要なんです。
リュウジ「スゲー勃ってんじゃん……」
リュウジくんの台詞に合わせてカメラや照明が
ボクの股間に集中します。
ボクはそのとき
ボク(ライトアップちんこ……)
とよくわからないことを考えていました。
田中「よし、そろそろ挿入しようか」
田中「リュウジくん、いつもの流れでね」
ボク(……?)
すると、リュウジくんがボクを四つん這いにさせ
リュウジ「挿れるよ……」
と、ボクのお尻にちんこをあてがってきました。
ボク(えっ!? えっ!! ナマ?!?!?!?!)
ボクはナマはマズいと、
撮影を中断させようかとしたのですが、
そんなことを言える空気じゃない感じで
演技を続けていました。
リュウジ「くっ……ううっ!」
リュウジくんが挿入したかのような声を上げましたが
お尻に違和感はありません。
ボク(あれ……? 入って……ない?)
田中「カット。じゃ、ほぐしとゴムやろっか」
そこで監督からカットが入りました。
どうやら挿れるフリだけして、カットを割り、
ゴムとお尻のほぐしをしてから繋ぎ目を撮るようです。
ボク(な、なんだ……びっくりした……)
田中「あはは、焦った?(笑)。ゲイビの撮影はアナルだからね。
こうやって撮ることよくあるんだよ」
田中「いい表情してたよ(笑)」
木村「ナマかと思って焦ってる顔かわいかったですね(笑)」
スタッフが笑っているのを見て、
そういうものなのかなと思いました。
そして、ローションでひとしきりほぐし、
撮影が再開しました。
リュウジ「挿れるよ……」
リュウジくんが挿入前のところから
同じ流れをもう一度演じます。
ボク「あっ……んっ……!」
ボクもわりと大きめのリアクションを返します。
リュウジ「はぁ……はぁ……気持ちいい?」パンパン
ボク「うんっ……!」パンパン
田中「よし、じゃあ、ひとしきり動いたあとで、
プールのほうに移動させて」
リュウジ「プールのほう行こっか」パンパン
ボク「うん……」パンパン
リュウジくんがちんこを抜いて
ボクの手を引き、プールへ連れていきます。
監督はボクたちが去ったベッドのほうにカメラを
向けたままでいます。
田中「カット。オッケー。
じゃあ、プールで撮ろう」
と、ここでカットを割るようです。
機材などを運び、再びプールでカラミの撮影が始まりました。
田中「じゃあ、アキラくんはプールサイドの手すりを持って、
リュウジくんは立ちバックからの挿入ね」
田中「ここでフィニッシュまで撮り終えちゃうから」
田中「はい、じゃ、よーい……スタート」
リュウジ「そこの手すりに掴まって」
ボク「う、うん……」
リュウジ「挿れるよ……」
ボク「ああっ……! 入ってくる……!」
リュウジ「はぁ……はぁ……」パンパン
ボク「あっ……あっ……!
(ここでフィニッシュって言ってたけど
射精とかすればいいのかな……?)」パンパン
リュウジ「うぉ……締まるっ」パンパン
ボク「気持ちいいよぉ……
(でも、監督からは何も指示されてないし……)」パンパン
リュウジ「はぁ……はぁ……」パンパン
ボク「うぅ……!
(ま、その内なんか指示とか入るんだろうし
とりあえず演技してよ)」
すると、やっと監督から指示が来ました。
えええぇぇぇぇえええ!!!!!
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