はじめてゲイビデオに出演したときの話10
→はじめてゲイビデオに出演したときの話9
いやいやいやいや!!!!
前衛的過ぎるでしょ!!!!
ボク(こ、これ、どうしたらいいんだろう……
水面上がってもいいのかな……)ゴボゴボ←意外と冷静
とりあえず、水面に出てみることにしました。
ボク「ぷはー」バシャッ
リュウジ「お前のイク姿をそこから
俺に見せてくれ」←たぶん監督に指示された台詞
ボク(なんでいきなりドラマ口調……)
とりあえず、オナれということだと思ったので
ボクはプールの中のまま自分でシゴき始めました。
……
…………
………………
ドピュッ
田中「はい、カット! おつかれさまー!」
木村「おつかれさまでーす」
リュウジ「おつかれさまでしたー」
ボク「お、おつかれさまです……」
カットがかかると一転、
現場はさきほどまでエロい行為をしていたとは
思えないほど爽やかな空気が流れていました。
リュウジくんがボクに駆け寄ります。
リュウジ「ごめんねー! 大丈夫?
水とか飲んでない?」
ボク「だ、大丈夫です……
ちょっとビックリしましたけど……」
田中「あっはっは! ごめんごめん!
でも、良い画が撮れたよー」
田中「水の中に出た精子って
一回撮ってみたかったんだよねー」
プールの中には先ほど出したものが
まだ固まりとなってたゆたっていました。
ボク「あ、プール汚して大丈夫でしょうか……?」
木村「気にしない気にしない(笑)。どーせ
みんなここでヤッたりしてんだから」
ボク「は、はぁ……
(ラ、ラブホのプールに入るときは
気をつけよう……)」
田中「よし、撤収撤収。木村、手伝って」
木村「了解ッス」
田中「じゃ、アキラくんから
シャワー浴びて着替えておいで」
ボク「あ、いや、リュウジさん先どうぞ……」
リュウジ「あはは、気にしなくていいんだよ。
撮影後はウケの子から浴びるものだから」
ボク「あ、そ、そうなんですか?
じゃ、じゃあ、お先に失礼します……」
リュウジ「うん、いってらっしゃい」ニッコリ
※大体のゲイビ現場はそんな感じです。
ウケのほうが偉いとかってわけではないのですが、
汚れることが多いからって理由がメインみたいです。
このときスマートにウケへシャワーを促せる
攻め役モデルはなんだかかっこよく見えるんだよなぁ……。
ともかく1日目の撮影はこんな感じで終了しました。
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