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ゲイビデオモデルからAV女優になった話17

→ゲイビデオモデルからAV女優になった話16

 

 

 

 

1話から読む場合はこちら

 

 

 

 

 

 

僕(しっかし……2回射精して、

このあとまだ撮影が続くなんて

ホントハードだな……)

 

 

 

 

 

 

S監督「薫ちゃん、次は

この衣装だからよろしく」

 

 

 

 

 

 

僕「はーい」

 

 

 

 

 

なんかちょっとかわいい

スウェットみたいな衣装でした。

 

 

 

 

 

 

僕「メイク終わりましたー」

 

 

 

 

 

次の撮影場所は同じスタジオの

別の部屋です。

 

 

 

 

 

 

 

S監督「うん、じゃあ、説明するね」

 

 

 

 

 

 

 

僕(普通の部屋みたいなセットだな)

 

 

 

 

 

 

S監督「次は男優さんの主観視点で撮るんだけど、

フォラチオシーンだね。設定とかじゃないけど、

なんとなく同棲してる彼氏のを

ヌいてあげるイメージで」

 

 

 

 

 

僕(だから、部屋っぽいセットなのか)

 

 

 

 

 

S監督「で、男優さんが射精したら

『いっぱい出たね』的なこといって、

このシーンは終わりだから」

 

 

 

 

 

僕「あ、僕はイカなくていいんですか?」

 

 

 

 

 

S監督「うん、毎回イッてたら、しんどいでしょ」

 

 

 

 

 

 

 

~AV豆知識~

 

さすがに全シーン射精を求められたことは

このあと以降もありませんでした。

 

大体AV一本の4シーンの構成は

・1対1セックス

・オナニーシーン

・フェラシーン

・複数セックス

みたいなものがオーソドックスです。

 

ちなみにAVのギャラは基本的に

カラミ(挿入があるセックス)の

回数で決まります。

 

たとえば仮に

1カラミ10万だとして

1本の中で2回絡めば

20万だし、3回絡めば30万円です。

 

疑似本番は挿れてるように見せて

実際には挿れないので、カラミに

含まれず、めちゃめちゃギャラが

安い場合もあります。

 

 

 

 

 

というわけで、撮影開始。

 

 

 

 

 

 

 



20201128-164025.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕「ひぃもひぃい?(気持ちいい?)」チュパ

 

 

 

 

 

 

 

男優「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~AV豆知識~

 

主観モノの場合大体男優さんは喋りません。

 

観てる人のちんこの代わりですから、

まさに竿役って感じです。

 

 

 

 ちなみに身体でちんこを隠したり、

カメラの邪魔にならないように、

男優さんはめっちゃ身体反ります。

 

 

 

で、まあ、撮影が終わりまして、

次のシーンではなんか僕が

アナルでオナニーして

ビクッてイッた感じを表現して

全部の撮影が終わりました。

 

 

 

 

S「よーし、撤収撤収。

絶対テッペンまでに出るぞー」

 

 

 

 

スタッフ一同「はーい」

 

 

 

 

 

~AV豆知識~

深夜0時を回ることを業界用語で

「テッペン超える」と表現します。

 

1本を1日で撮るので、大体夜22時とかに

撮影が終わるのですが、テッペンを超えると

スタジオの延長代がかかるから、監督は

大体0時までにスタジオを出たがります。

 

ちなみにフリーのAV監督のギャラの仕組みですが、

メーカーから撮影を依頼されると、

最初に撮影の経費として例えば

100万とかを渡されます。

 

で、その中からADさんやメイクさんのギャラ、

衣装代金やバイブなど小物の代金などの

経費を差し引いて、仮に30万残れば

それが監督のギャラになります。

 

だから、経費抑えるに越したことない

ということなんですね。

 

 

 

 

 

 

 

メイクさん「薫ちゃん、

メイク落としてくー?」

 

 

 

 

 

僕「あ、じゃあ……」

 

 

 

 

 

 

~AV豆知識~

 

大体最後メイクさんに聞かれますね。

 

撮影のメイクは普段メイクより

かなり濃いので、そのまま外に出ると

だいぶケバい人になるから、メイク

落としてすっぴんで帰る人も多いです。

 

 

 

 

 

僕(外すっかり真っ暗だ……)

 

 

 

 

 

そんなことを思いながら、僕は

帰る家が東京にないので、とりあえず

飛び入りでホテルを探そうと

電車に乗って新宿方面に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

~AV豆知識~

 

大体帰りのタクシー代とかは出ないかな?

 

大手メーカーとかだとあり得るけど、

テッペン超えない限りは基本的に

自分で電車乗って帰ります。

 

たまに事務所でマネージャーが車を

持ってるときがあって、そういうとこに

所属してる子は送り迎えしてもらえることも。

 

 

 

 

~歌舞伎町~

 

 

 

 

 

 

僕「う~ん……」

 

 

 

 

 

 

 

僕(どこも高いな……)

 

 

 

 

 

 

※当時の僕は撮影が何時に終わるか

わからないので、ホテルを予約せずに

歌舞伎町のラブホなどに1人で泊まってました。

 

 

 

 

 

 

僕「お、ここ安い……!」

 

 

 

 

 

 

僕「でも……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  



20201128-164149.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕「ええい、まだ一週間東京にいなきゃ

ならんのだ。背に腹は代えられん!」

 

 

 

 

 

 

 

※ここは当時平日5500円で泊まれて、

しかも、5回泊まると1泊無料になる

スタンプカードももらえたので、実質

約4500円で泊まれる超格安ホテルでした。

 

 

 

ちなみに、AVも引退して数年経ったあと、

このとき連日泊ってたこのラブホが

 

バキバキの心霊スポット

 

だったと知りましたが、当時とくに

なにもおかしなことは起こりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

~翌日~

 

 

 

 

僕は事務所に行きました。

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

 

 

 

酒井「あ、薫ちゃん、今日面談回りだね。

その前に撮影のギャラの清算やっちゃおうか」

 

 

 

 

 

 

 

僕「あ、はい」

 

 

 

 

 

 

で、応接室でなんか領収書とかに

サインをしまして、

 

 

 

 

 

 

酒井「はい、これギャラ」

 

 

 

 

 

 

と、20万円のはいった封筒をもらいました。

 

 

 

 

 

~AV豆知識~

僕の場合ですが、企画単体という

女優1人を中心に1本撮るような

内容のAVについてはギャラが

15万~20万でした。

 

事務所が持ってく分があるので、

メーカーはもっと事務所に

払っています。

 

えーっと、このギャラの事務所との

取り分の話は闇が深すぎるので

あまり語れません(笑)。

 

 

 

 

 

 

僕「はーい、確認しましたー」

 

 

 

 

 

酒井「うん、じゃあ、今日も面談回り

行こうか。あのツイッターのバズりで

興味持ってくれてるメーカー増えたから」

 

 

 

 

 

僕「はい!」

 

 

 

 

 

 

で、そんな感じで、また僕は

面談に行くわけですが、その中に

あの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SOD

 

 

 

 

 

 

 

 

もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

←続きます

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PROFILE

大島 薫(おおしまかおる)

大島 薫(おおしまかおる)
所属事務所:フリーランス
身長・体重:165cm・53kg
生年月日:1989年6月7日

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