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現役AV女優の方々と世間の皆さまへ「適正AV業界はクリーンです」運動の全容について告発いたします

 

再度お騒がせをいたしております、大島薫です。

 

本当は以前のブログで今回の騒動を終わらせたかったのですが、そうもいかない状況になってしまいましたので、今回適正AV業界が行ってきた「適正AV業界はクリーンです」運動について再度告発をいたします。

 

なんのことかわからない方は、前回のブログをご覧いただいてから、こちらの全文を読んでいただくことをお勧めします。

 

今回の「大島薫のAV過去作不削除問題」一連の騒動につきまして

 

さて、ではまずツイッター上でこのように宣言をしていた理由につきまして、ご説明をさせていただきたいと思います。

 

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これは今回の適正AV業界と、とある人物へのけん制を目的としておりました。

 

その人物とは前回のブログでも出てきました、僕がAV不削除問題を訴えたとき、まず始めに僕の行動を封殺しにかかった中山美里です。

 

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どうして三日間もこの記事を発表できなかったのかといえば、単純に自分が仕事で動けなかったためです。その間、様々ないやがらせを受けました。いままで「適正AV業界はクリーンです」運動を行ってきたAV女優さんたちを焚きつけていたアカウントと、同様のアカウントが必死になって「こんなことをしでかして、メーカーから名誉棄損で訴えられるぞ」だとか「AV女優露頭に迷わせて楽しい?」だとか、同様のリプライが届き続けました。こういうアカウントを使って、女優の方々にあらゆる印象操作をしてきたのだなと、むしろ答え合わせが済んだので結果的には良しということにしておきましょう。

 

しかし、運動をしていた当の女優さんには申し訳ないことをしました。僕が強い口調で自分と一緒に活動をしている女性を恫喝しているように見えているんだから、そりゃあ、トチ狂ったのかなと思ったことかと思います。

 

案の定、こんなツイートもされていました。

 

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どうしてもこの告発のために彼女のアカウントのコメントなどが必要なので、アカウント名やお顔を公開されているものをそのまま掲載していますが、彼女が引退されたり、活動を辞められた際にはこちらで必ずお顔やお名前にあとからモザイク等をかけさせていただくので、このまま掲載させてください。申し訳ございません。

 

さて、彼女が熱心にご執心の中山美里という女性ですが、どういう人物かといいますと、いまでこそ彼女らAV女優の団体sienteの代表ではありますが、元々は作家・ライターであり、AV強要問題を取材していたことから日本プロダクション協会という団体の事務局員をやっていた人間です。

 

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日本プロダクション協会は、AV事務所業界団体有志により設立された団体です。AV女優が所属するAV事務所が集まった団体、雇用する側とされる側……中山美里はそこにいた人間です。当のAV女優さんは「裏のボスではありません」と書いていましたが、『ボス』という意味ではまさしく『ボス』側の人間です。

 

彼女らには「いまは辞めてまったく関係がないんだよー」なんて説明をしているかもしれませんが、いやいや、そこに属していた人間がその団体の意向を手のひら返しで発言できるほど世の中甘くはありません。現に「適正AV業界はクリーンです」運動を行っていたAV女優さんたちは、「僕のAVが削除されていない!」と騒ぎ立てたとき、AV女優さんたちだけが心配してくれて、中山美里は「業界じゃなく、社会に訴えればいいのにね♪(ツイ消し済み)」だとか、「現役の後輩の足を引っ張る先輩とかなにがやりたいんだろ(ツイ消し済み)」だとか、あまつさえこんなDMを送ってくるのを目の当たりにしたではないですか。

 

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こうやって被害を訴える人間の声を封殺しようとする時点で、この人が守りたいのはあなたたちAV女優ではなく、業界側であることがわかるかと思います。ちなみに前回のブログにも書きましたが、AV女優の方々と違い、中山美里にはモザイク処理などの配慮をしません。元AV女優である人間にこのような言葉を投げかけた人物として、一生デジタルタトゥーを刻んでいただきます。

 

さて、それではなぜこのような人物が、元AV女優の僕のために行動をしてくれる彼女ら現役AV女優と共に行動しているのか。ここからは冒頭のブログで騒動を終わらせるとツイートしたにも関わらず、今日まで大騒ぎをしている理由についてお話したいと思います。

 

冒頭のブログ公開後、現役の女優さんたちから団体代表の言葉に謝罪をいただいたりする中で、ある女優さんからこんなDMをいただきました。(DMを晒すこと本当に申し訳ない。これであなたに嫌われたら、もうそれはそれでしょうがないと思ってやってます。繰り返しますが、あなたが引退したり活動を辞めたら必ずお顔とお名前にモザイク処理等はさせていただきます)

 

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つまり本来は彼女が代表になるはずだった団体に、中山美里が仮初の代表として納まっていただけだったのです。それをなぜだか本当に自分が代表かの如く、連日あれだけ彼女たちを先導して「AV業界はクリーンです! クリーンです!」とアピールしていたというわけだ。そして、あの騒動の一件後、彼女が「適正AV業界はクリーンです」運動の裏でなにをやってきたのかも業界関係者からリークをいただいた。

 

そちらのDMは晒せない。なぜならば、事が事だからだ。実は僕が出てくるよりも以前から、この「適正AV業界はクリーンです」運動に異を唱える業界関係者は何人もいたそうだ。特に出演者側の声が大きかったらしい。そりゃそうだ。辞めた身からしてこれだけ僕が怒り狂うぐらいだ。当然「なにがクリーンだ、ふざけんな!」と思った人は絶対他にもいたことだろう。しかし、そう声をあげた人物をプロダクションやメーカーに根回しして、中山美里が業界から出演NG人物として追い出してきたのである。そんなことをされれば、当然他にも反対意見を述べる出演者は「仕事がなくなっては困る」と口を噤むことは容易に想像できることだろう。なにより中山美里が、いまでも業界内に権力を持っている証拠です。

 

じゃあ、追い出された相手は誰かという話だが、ここでは名前が出せない。なぜならば、名前を出すとそのNG理由がでっちあげなため、あなた方女優さんたちに「ああ、あの人ね、○○な理由でNGなだけだから、そんな理由じゃないですよ。もしそんなこと言ってるなら、大島薫もそっち側のグルなんですね。信用しないほうがいいですよ」などという嘘を、またあなたたちに吹き込むことが目に見えているからだ。

 

「AV女優の地位向上のための団体」として発足したAV女優の団体に潜り込み、AV女優のあなたたちに「AV被害者は1人もいない」「適正AVではAV販売停止申請書を出せばAVは止まる」などと嘘を吹き込み、それに反論する者の声は業界の力を使って追放する。そして、自分たちに歯向かうものが誰もいなくなったところで、満を持してAV人権倫理機構から発表したのが、あの声明文だ。

 

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今回のように「適正に運用してきた」なんて嘘っぱち、ちょっと叩けば埃が出るであろう嘘を、AV人権倫理機構が堂々と公表するなんて絶対にあり得ないことだが、やってしまった。これを仕掛けていた人物らは、それほどまでに自分たちの「適正AV業界はクリーンです」運動に声を上げるものがいないと高をくくっていたのだろう。だが、残念、僕が見逃さなかった。

 

僕が告発できた理由は4つ。

 

①僕が業界内の人間ではないこと。

②僕が元AV女優であること。

③僕が「AV販売停止申請書が適正に処理されていないメール」という動かぬ証拠を持っていたこと

④僕の頭がおかしかったこと

 

四番目の理由はふざけているように見えるかもしれないが、大真面目だ。正直こんな告発、リスクはあってもなんの得にもならない。おかげで外を歩くときも誰かに刺されるんじゃないかと怯えてビクビクしているし、この数日これに手を焼かれて普段の仕事がまったく進んでいない。大損もいいところだ。でも、やった。どうしてか? 当のAV女優さんたちがいまどんな説明を受けているかは、あらかた想像がつく。

 

「大島薫は適正AV業界を潰したいフェミニストの手先になったんですよ」

 

「きっと売名がしたかったんですね。あなたたちの仕事を奪ってまで名前を売りたいなんて、酷い話です」

 

誓っていうが、僕の後ろには特になんのフェミニスト団体も付いていないし、僕はこの告発でAV業界が潰れるなんて思っていない。そもそも終始僕の発言を見ていればわかるが、僕はAVもAV女優さんも否定していないし、なんならこの告発でAV女優さんの労働環境が良くなる方向に進むことを祈っている。

 

そもそも僕は「AV女優は全員性搾取されている」みたいな意見は嫌いだ。僕が現役当時から周りで、心の底からAVに望んで出演している女性も見ているし、AVという表現方法に夢を抱いて業界に入って来る女性も何人も見てきた。だからこそ、そんな女性たちに嘘をつき、交わした約束を守らない適正AV業界が許せないのだ。

 

さて、では、こんな割に合わないことをする原動力はなにか。

 

強いて言うなら、「怒り」だ。最初は現役のAV女優さんたちが言っていることで、間違っていることがあるので世間にそれを公表しようと思って始めた暴露だったが、本人たちが本気だったことを知り、また今回述べた全容を把握し、自身の適正AV業界への怒りが爆発した。だって、そうだろう? 一般人でわかりやすく例えるなら、ブラック企業を辞めた元従業員が、ある日、自分が辞めた会社が自社の社員を使って『当社はとってもクリーンです♪』なんてCMを打ち出しているのを見かけた……そんなようなもんだ。ふざけるな! ぐらい言いたくなるだろう。

 

しかし、普通の人はいちいちそんなこと告発しない。もう辞めた業界なんだから、どうだっていいし、「ああ、いまの子たちも相変わらず大変そうだなぁ……」くらいで流すものだろう。だが、AVは話が違う。実際に性行為をし、その映像が一生残るのだ。……あ、性行為してるって書いちゃった。まあ、いいか。そして、現役の子たちにそれを喧伝させ、プロダクションやメーカーは一切表に出ず、「適正AV業界はクリーンです」と言わせることのグロテスクさに、ただただ猛烈に怒りが沸いた。

 

しかし、真実を知ったAV女優の方々も、いまだにあの団体の代表は中山美里なる業界側の人間だ。当の女優さんだっていままで一緒に活動をしてきた仲間に、「今回の一件で私たちに実質の権限を譲ってください」とも言いづらいだろう、と。僕は先のブログによる告発後、そこに危機感を抱いた。そこで彼女の動きを封じられないか画策した。

 

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sienteを本来の「AV女優の地位向上のための団体」という当のAV女優さんの言葉通りの団体に戻し、中山美里を名ばかりの代表に引きずり下ろせないかと考えたのだ。そして、このツイートをした日の夕方、僕の仕事用のメールアドレスに恐ろしいメールが来た。

 

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もちろんお断りだ。するとこんな返信が帰ってきた。

 

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空気が読めなさ過ぎて、「それ本当にあなたの発案ですかぁ?」と疑いたくなる内容だ。そこで「適正AV業界はクリーンです」運動を企てた人物たちは、まだ諦めていないのだと感じた。僕は業界内の人間ではない。つまり、いままで「適正AV業界はクリーンです運動に声を上げたら、仕事を干される」という恐怖心で出演者の声を封殺してきた方法が使えないと感じ、今度は僕自身を内側に取り込む作戦に出ているのだろう。なんだ? 対談の最後には中山美里と手に手を取り合って、僕も一緒に笑顔でニッコリ「適正AV業界はクリーンです!」か? まっぴらごめんだ。

 

ちなみに、その後こんなツイートをしたら、実話BUNKAタブーが僕のツイートを引用RTしてこんな反応をしていた。

 

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まあ、たしかにここら辺は僕の憶測で書いているわけだが、中山美里の本来の職業は作家であり、ライターである。僕もそうだが、出版社に連絡する方法なんていくらでもあるし、口も利くだろう。世間の目はどちらの言うことを信憑性があると捉えるだろうか。

 

なんにせよ、このあたりの一連の動きで、僕は今回の運動の内容を全部公表するところまでいかないと、この告発は終わらないと感じた。だが、仕事があって、三日公表が遅れた。そういうわけである。

 

そして、いまごろはおそらく僕が交渉に応じないと見て、「大島薫は裏でこんな悪いことをやっている!」だのなんだの嘘八百のゴシップ記事でも捏造していることであろう。「適正AV業界はクリーンです」運動に声を上げた出演者を、虚偽のNG理由で業界から追放したように。そういった情報も今回の告発で業界関係者らから聞いておいて良かった。言っておくが、そんな陰謀に加担したライターは、これからどんな記事を書いても信憑性を失うし、そういう目で見られることを覚悟しておくことだ。そこまでして今回の一件に関わりたければ、どうぞそちら一味に加わればいい。多少なり頭が回るのであれば、どちらが分が悪いかは一目瞭然だろう。

 

さて、ここからはまた当のAV女優さんたちに考えてもらいたい。正直僕の言っていることは状況証拠と、他者からの証言が入り混じった話だけで、あなたたちの中にはまだ中山美里を信じたい気持ちがあるかもしれない。というか、当のAV女優さんのここ数日の反応を見て、結局はあなた方も業界側の意向に従うのではないかという気持ちもまだ芽生えている。

 

そこでこの三日間で策を練ってみた。

 

これから先はあなたたち自身で考えてもらいたい。「AV被害者なんて1人もいない」と言ってもいいし、「AV販売停止申請書を出せばAVは消えます」と言ってもいい。だが、その度に僕はこのAV人権倫理機構が出した声明文に「現役のAV女優さんたちがこんなこと言ってますけど、本当ですか? 第三者機関として正式な表明文でも出したほうがいいんじゃないですかね? 女性を虐めない業界なんでしょう?」と噛み付き続けることにする。

 

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「どうしてそこまで……」と思うかもしれない。再度誓って言うが、僕のこの行動には後ろにフェミニスト団体もいなければ、巨額の金も動いていない。しかし、不安な人もいるだろう。あなたたちはずっと「こういう人権商売のフェミニスト集団に適正AV業界は潰されようとしているんです! でも、表に出せない資料なんですけど、見てください! AV被害者なんて1人もいないんですよ。AV販売停止申請書だって全メーカー適正に処理しています。だから、あなたたち『AV女優の地位向上のための団体』がすべきことはAV女優のために声を上げることではなく、クリーンな業界なのに性搾取されていると世間に偏見を撒き散らされているAV女優の差別のために闘うべきなんです!」という説明を受けてきたのだから。

 

ああ、前回の公表文にも書いたが、僕のこの憶測についてはあなたたちは「そうです」とも「違います」とも答えなくていい。というか、答えられないと思う。だから、このあとの質問についてよく考えて欲しい。

 

真剣に尋ねたいが、いまここまで聞いてあなたたちは本当に誰かさんと同じく、「AV販売停止申請書を出したのに、AVを削除してくれない僕のAV被害を訴え出ることが、AV業界の足を引っ張る」と思っているのだろうか? それとも「こんなのAV被害とは言わない!」と封殺する? そもそもあなた方は「AV新法なんていらないくらい、適正AV業界はクリーンだ」と聞かされてきたから適正AV業界をずっと擁護してきたわけで、そのルールを守らないメーカーが存在している、そしてそれを人権倫理機構がメーカー側に忖度して見逃しているという事実を知っても、まだ適正AV業界を守りたいと思うのだろうか?

 

別にあなた方ほどの知名度があれば、活躍の場は適正AV業界以外にも山ほどある。いまは他に個人で映像を売るプラットフォームもあるし、フリーランスになることだってできる。そして、いま僕はたぶん「適正AV業界はクリーンです」運動を企てた人物らにとって、とても困る提案をしていることだろう。

 

おそらくあなたたちにそうなって欲しくないから、その人物たちはあなたたちに「適正AV業界はクリーンです」運動の他に、Fantiaで稼ぐAV女優なども叩くように吹き込んでいたのではないだろうか。そりゃあそうだ。あなたたちが独立して自分たちで稼いで、自分たちの労働環境に自ら意見して……そういう状態になることが一番奴らにとっては困るのだから。

 

「適正AV業界はクリーンです」運動の最中、あなたたちのそういった言動で同じ現役のAV女優の中でも顰蹙を買ってしまった人たちがいるということも聞いている。今回のこの告発によって、その印象はゼロにはならないだろうが、多少は変わると良いなと個人的には思う。だが、ここから先は世間も僕もあなたたちの発言を、あなたたち自身の言葉として受け取ることだろう。現役のAV女優さんがなにか一つ間違った発言をするたびに、僕が毎回業界側へ噛みつく。だから、「適正AV業界はクリーンです」キャンペーンは実質終わりだ。今後もそれがやりたいなら、プロダクションだかメーカーだかの人間が出てきて、資料と共に公的な表明としてやれ。AV女優を利用するな。

 

ああ、ちなみに「『なんで適正AV業界はクリーンです』運動に、ずっとメーカーやプロダクションの人は出て来ないのか不思議でした」という内容のツイートをしている人を見た。簡単な話だ。プロダクションやメーカーのよくわからないおじさんが出てきて「AV業界はクリーンです♪」なんてやっても、全然響かないし、そりゃAV女優さんたちがやったほうがイメージが良い。それにメーカーやプロダクションがそれを言ってしまえば、それは会社組織としての公的な見解ということになってしまう。だから、AV女優に嘘の情報を与え、言わせていたのだ。

 

AV販売停止申請書がただの「お願い」レベルの効力しか持たないことなんて、AV人権倫理機構のHPにも掲載されているし、僕以外にもAVが削除されなかったというツイートをしている人は過去に何人かいた。だから、「適正AVでは、止まります」なんてことはないのはすぐにわかることなのだが、AV女優さんが必死に自分たちの居場所を守るために訴えかけているという構図を作れば、多少ムリがある話しも「なんとなくそうなのかなぁ」と思う層も出てくるだろう。要するにナメられているのだ。AV女優もAVファンも。

 

これから先も僕にチクチク攻撃をしてきたアカウントと同じアカウントが、AV女優さんたちの元に来てあらゆることをつぶやくだろう。「大島薫は男だから対応できなかったんじゃないのか?」だとか「適正化前の契約だから対応できなかったんじゃないのか」だとか、色々と。詳しくはAV人権倫理機構がどんな発表をするかに任せたいが、今回の件で性別「女性」である元AV女優の星美りかさんも「削除されていない」と名乗りを上げているし、適正化前の契約だから云々については「それを善意で運用している自主規制で成り立っている業界だから『クリーン』だというのが、そもそもの業界側の主張だろう」という話である。

 

さて、本当に長くなったが、現役AV女優の方々にも、世間の皆さまにも今回の「適正AV業界はクリーンです」運動の全容をお伝えできてなによりだ。中山美里や人権倫理機構はこんな憶測の告発文を書く僕のことを訴えたりするだろうか? 訴えるなら、訴えてもらって構わない。被害者に寄り添わない団体、人物が元AV女優を訴える。面白過ぎて、それこそどっかの団体が喜びそうなネタじゃないか。これからはそういう行動も、全て世間に明るみにさせてもらう。元AV女優の大島薫が本当の「適正AV業界はクリーンです」運動をやってやる。

 

正直今回の一件で、ほとほと適正AV業界に落胆をしている。ある種、僕も「自主規制で上手くやっている業界」という言葉をどこかで信じている節があった。しかし、やっていることは僕がいた2014年~2015年から、本当になんら変わっていない。「出演者には本当の情報を与えない」「業界を変えようと立ち上がった者には、『仕事を失くす』という制裁を加える」あまつさえ、彼女らのようにAV女優が酷い目に遭っていたら立ち上がってくれる意志ある者たちの「AV女優の地位向上のための団体」を、自分たちの都合の良いプロパガンダに利用する。とんでもない絵を描いてくれたものだ。

 

その目的がなにかはわからない。もちろん彼女たちを変わらない環境でそのまま搾取し続けたいという意図もあっただろうが、AV新法反対という運動から改正という動きになった辺り、新法を利用して自分たちにより都合の良い内容に書き換えたかったのかもしれない。例えば本番行為を合法化するとか(本当にそんなことできるかはわからないが……)、頭の悪い人たちの考えることはよくわからん。ともかく今回の一件で、その目的はもはや潰えたと言っていいだろう。この前から非通知や、知らない番号で連絡が来るあたり、これをけしかけたより大きい存在から「なんとかこの件を収拾させろ」と指示が出ていて、焦っているのかもしれない。残念ながら、僕にどんな脅しや金を積んでも交渉には応じない。僕が望むのは「現役AV女優の方々と世間に対する適正AV業界の誠意ある対応」と「正しい情報の開示」である。

 

こちらにはAV人権倫理機構が角田由紀子弁護士に出した声明文と、「元AV女優」の肩書がある。この組織を詰問するのに僕ほど適した人間はいない。まったく「適正AV業界はクリーンです」キャンペーンなどと、馬鹿なことを思い付いたものだ。

 

しかし、そんなことに業界側が応じるとは、正直どうも思えない。現役のAV女優さんたちもこれで、現役の立場から業界を変えるために闘うことの恐ろしさが、なんとなくわかったのではないだろうか。できることなら、こういうことは引退組に任せてもらったほうがいいのではとは思う。ただもし業界を変えたいというのであれば、AV人権倫理機構も一枚岩じゃないと聞く。

 

プロダクションと、メーカー側の人間を信用してはいけない。そして、今回の一件で第三者機関であるAV人権倫理機構も疑わしくなった。本当はあなた方出演者で作る労働組合のようなものができるのが一番良いのかもしれないが、それも結局はトップに自分たちにとって都合の良い人物が宛がわれ、潰されてしまうのかもしれない。業界内の信用のおける人たちを見つけ、よく話し合って欲しい。

 

あと、これは業界関係者らにお伝えしたいが、今回の一件を企てた一味はハッキリ言ってプロジェクトに失敗した無能であり、業界のガンだ。既得権益にすがり、自分たちだけが甘い汁を吸うために業界を弱くした張本人たちだと言える。早急に業界から追い出さなければ、「フェミニストにAV業界が潰される」どころか、業界内部の毒に犯されて業界が死滅するだろう。

 

以上、これが僕の見聞きした「適正AV業界はクリーンです」運動の全容である。

 

 

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PROFILE

大島 薫(おおしまかおる)

大島 薫(おおしまかおる)
所属事務所:フリーランス
身長・体重:165cm・53kg
生年月日:1989年6月7日

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