昨日行った伊藤和子弁護士とのやりとりについてと、今後の行動につきまして
さきほどツイートした件につきまして、記録用にブログにも同じものを掲載しております。
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再びタイムラインをお騒がせすることを許して欲しい。昨日、伊藤和子弁護士よりAV販売停止申請書がAV人権倫理機構にも、AVメーカーにも適正に処理されていない件について「AV新法の差し止め請求ができるのでは?」というご指摘を受け、ハッと思い、これを実行するに当たり記録用にツイートをしている。
AV新法の差し止め請求。なぜ気付かなかったのだろう。AV新法成立後AV女優さんがAV撮影後、AVを販売するなと言ったとかなんとかで話題になっていたが、僕のようなAV新法成立前の契約にまで遡って適用できるなんて考えてもいなかった。男女共同参画局のHPを見ると、たしかにこう書いてある。
これならAV販売停止申請書なんていう、メーカーや人権倫の『善意』に頼らなくても良い。ちなみに年末年始から始まる僕の適正AV業界への告発にAV人権倫理機構は新年明けて20日が過ぎた現在もダンマリを続けている。人権倫が無視を決め込むなら仕方ない。こちらから動こうかと思う。すでにこちらは→
一度人権倫からこのようなメールで「当機構の役割を終了します」と対応を打ち切られている身だ。それにこの差し止め請求の件は僕にとって朗報である。なぜならば、僕には実は他のAV女優さんたちとは違う特殊なAVがあるからだ。過去届いた、まだ公開していない人権倫からの別のメールを見て欲しい。
例えば、こちらのメールにある「NOT a GIRL」という作品、いまもFANZAで検索すれば出てくるのだが、FANZAは普通適正AVの枠組みを通した作品以外は扱わないというのが基本だ。だから、FANZAにあるものは通常なら、ほぼ全てAV販売停止申請書の対象になる。だが、この作品はそうではない。なぜか?
AVには「販元」という言葉がある。販売元の略だ。実はこれ販売はプレステージという適正AV業界のメーカーを通して行っているが、制作は実はKOカンパニーというゲイビデオ会社なのだ。僕がまだ一般のAV業界に移る前に、ゲイビデオ業界ではゲイビモデルの男の子たちに女装をさせて、販売は→
一般のAVメーカーから売り出すという手法が流行った時期があった。よく一般の方はAVもゲイビデオも同じ業界なんじゃないの? と思うかもしれないが、違うのだ。そもそもゲイビデオ業界はAV業界みたいな「適正AV業界」なんて枠組みもないし、プロダクションなんて仕組みもしっかり作られていない。
なんなら自主規制なんてものもないから、AV販売停止申請書がある適正AV業界はまだマシなほうだ。僕が騒動の最中、再三「僕のAVは諦めている」と言ってきたのはこういう理由からだ。だが、この差し止め請求、そして「AV」という言葉の曖昧さ。これなら適正AV業界の範囲外のメーカーにも効果が及ぶ。
もちろん応じないメーカーも出るだろうし、新しい法律だからどうなるかわからない。だから、これから実験をしてみようと思う。どの範囲まで実験するか、それは「全部」だ。僕が出演してきた過去性行為を映したメーカー全部に、これから差し止め請求を送ろうと思う。僕は18歳からゲイビデオに出ている。
大島薫という名前ではないが、出演本数は100本を超えるし、その全部がまだあるわけではないが、もちろん残っているものもある。またAV女優になってからも着エロ、同人AV、無修正モノ、大体のジャンルは全部出た。その全部に差し止め請求を送って販売が止まるか、止まるならこれは画期的だ。
あの騒動の中、性別女性の元AV女優の星美りかさんもご自身のAVが削除されていないと打ち明けられたが、実は一般の方からDMで「実は自分も…」という連絡が届いている。僕や星美さんはAV引退後も活動を続けていて、AVが売れそうだからとかなにかしら理由がありそうだと思っていたが、→
一般人になった方まで消していないとなると話が違う。もはやAV人権倫理機構は頼りにならない。なので、これから各メーカーへ差し止め請求を行うことを宣言し、世間の方々に情報を共有していこうと思う。万が一にも僕のアダルト作品が全て消えれば多くの被害者が救われるはずである。
2023年1月20日現在、まだ僕のAVはFANZA等に掲載されたままだ。これ以降僕のAVが消滅したら、それは人権倫がなにかしたわけではない。僕が動いたからだ。また僕がなにか動いたらその動きは、逐一SNS等で報告させていただく。本業があるので動きは遅くなるが、その記録としてまずは宣言させていただく。
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