はじめてゲイビデオに出演したときの話13
→はじめてゲイビデオに出演したときの話12
田中「お、おはよう……。大丈夫?」
ボク「は、はい……ちょっと慣れない布団で
寝付けなかっただけで」←嘘
ボク「で、でも、撮影は大丈夫です!」
田中「ん、ああ、それなんだけど、今日は
別の監督が撮る予定になってるから」
ボク「え?」
田中「ああ、うちも何人か監督はいて
作品の系統とかシリーズによって監督が違うんだよ。
今日は〇〇〇っていうかわいい系の男の子を扱った作品だから」
田中「事務所でその監督に会わせるよ」
そう言われ、監督と一緒に
ビデオ会社のオフィスに向かいました。
木村「あ、おはようございまーす」
オフィスに着くとすでにADさんは到着していました。
隣に昨日は見なかった男性がいます。
田中「あ、紹介するね。今日の監督の矢代くん」
ボク「田中さんよりゲイっぽくない人だな……」
矢代「じゃあ、移動しようか。もう機材は積んであるから」
ボク「あ、は、はい……」
矢代さんと車へと向かいます。
木村さんは今日もADとして現場に着くみたいです。
車はどこかの大きな公園へと向かいます。
そんなに距離はなかったと思うので
高田馬場周辺の公園だとは思うのですが、
そのときは東京住まいではなかったのでどこかはわかりませんでした。
車を運転しながら、緊張を解そうとしているのか
矢代さんが話しかけてきます。
矢代「今日はモデルさんがもう1人いて
その子は公園で待ち合わせになってるから」
ボク「そ、そうなんですか」
矢代「俺とは初めてだけど、
前の撮影は緊張した?」
ボク「あ、特には……。色んな
監督さんがいるんですね」
矢代「そうだねー。うちであと2人は監督がいるかな。
俺はゲイビデオ業界の出身じゃないんだけどね」
ボク「そうなんですか?」
矢代「元々はテレビ局の制作やってたんだよ。
妙な流れで、ここで働くことになったんだけどねー」
色んな人がいるんだな、と思いました。
車はやがて公園付近のパーキングに到着します。
矢代「じゃ、公園こっちだから」
監督に促され、公園に向かいます。
公園には今日の相手役のモデルさんが
すでに到着していました。
ボク(か、かわいい……!)
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おお、良い展開ですね。
薫さんと、もう一人の子で
可愛い娘さん(オトコノコ)が現場に
二人…だったってことかな(涎)
良いな~。
寝不足でも頑張られた薫さんは
偉いです(拍手)