ゲイビデオモデルからAV女優になった話24
僕(これ、アレだ……)
※AV女優同士のカラミは
AV男優さんとのカラミとは
ちょっと違った緊張感があります。
他のAVと同じくガッツリ流れが
決まっていないので、お互いの
技術の探り合いというか、
これが自分より大ベテランだと
粗相がないかが気になってしょうがありません。
まあ、それは
このときの自分が右も左もわからない
新人だからというのもありますが……。
スタッフ「上原さん、カメラ諸々オッケーでーす」
上原「はーい。よーい、スタート」
上原「じゃあ、実際におちんちん
見せてもらっていいですか?」
僕「はい……」
上原「舐めてみていい?」
僕「はい」コクリ
僕(そうか、出演してるあいちん本人が
監督だから、セックス中に指示出すの
違和感ないわけか……)
※これは本当に助かった!
撮影経験が少ない僕が
ベテランの上原亜衣さんを
リードするとか絶対に無理なので
監督としてあいちんが言ったことを
そのままやればいいのは
めっちゃやりやすかったです。
で、とうとう潮噴きシーンが
近付いてくるわけです。
上原「私のも触ってくれる?」
僕「う、うん……」
上原「カットー」
と、ここであいちんがカメラを止めました。
上原「潮噴きってやったことありますか?」
僕「ないんです……」
※基本的に男優さんとかは
潮の噴かせ方という技術を
身に付けていますが、僕は当然
男優としてのプロではないので
やり方とかわかっていません。
女優さんとのカラミもこの時点では
北川エリカさんとの撮影でしか
やったことがありませんでした。
そんな状態で上原亜衣さんとの
共演をしてるんですから、最初の町を出た
レベル1の勇者が魔王に挑みに行ってる
ようなもので、いま考えると
すごい状況ですね。
上原「えっと、指を挿れたら、
上? っていうのかな、お腹側に
傾けたら、大体どこに当たっても出ます」
僕「わかりました」←わかってない
上原「スタート」
僕「指……挿れるね……」
上原「うん……」
僕「どう?(お腹側……お腹側……)」
上原「あんっ、きもちいいっ……!」
僕「ここかな?(お腹側……お腹側……)」
上原「あんっ! イクー!」
※えっと、これは僕がすごいのではなく、
上原亜衣さんがすごいんです。
現に僕別に
いまでも潮噴きさせられないですもん。
AV女優さんというのは大体新人として
デビューするとき、最初の撮影で
男優さんに潮噴きを開発されます。
で、女優さんも1回覚えると次から
潮噴くコツが身に付くらしく、その
あとは結構適当にやっても刺激が
あれば噴けるようになる人が多いです。
最初に潮噴きを仕込む男優さんの技術は
企業秘密でなかなか表に出ないですね。
僕(ちょっとした
スプラッシュマウンテンより
ビショビショになった……)
上原「はぁはぁ……そろそろ挿れて」
僕「うん……」
で、まあ、なんやかんやありまして……
僕「ああっ! イキそう……!」パンパンパン
上原「カットー」
スタッフ「疑似仕込みまーす」
僕「ふぅ……」
※中出しモノで疑似精子を使うときは、
あらかじめスポイトで膣内に仕込んでおき、
漏れないようにペニスを挿入し、
イッたフリをして抜くと、さも
中で出したように見えるという
仕組みになってます。
このときの疑似精子の主流は
「朝バ〇〇」です。
昔は卵白とか使ってイチから作ってた
らしいのですが、僕が現役のときは
コンビニで買ってそのまま疑似として
仕様できる朝バナ〇が重宝されていました。
ちなみに、
朝バナナは甘いので、たまにゴックン的なのに
使うのを嫌がる女優さんもいるみたいです。
スタッフ「はい、仕込んだんで
大島さんお願いします」
僕「はい」ズリュ
上原「よーい、スタート」
僕「ああっ……! イキそう……!」
僕「イクッ!」ドクッドクッ
※ちなみに、男性がイった演技を
するときは実際ちんちんに何度か力を入れると
お尻とかがキュッて締まるので、
イッてる感じが出ます。
で、僕がちんちんを抜きますと、
上原「すごーい、こんなに出たぁ……」
と、中からすくって自分の口に含み、
上原「お口開けて?」
と、こんな感じのシーンを撮りました。
僕(これよく考えたら
観てる人からすると、僕は
自分が出したものを口移しされてるんだよな)
僕(マニアック過ぎんか……)
※意見分かれると思うんですが、
僕は他人が出したものより、自分が
出したものを口に含んだりするほうが
マニアックだなぁと思う派です。(笑)
こういうシーンはレズ物では
よくあるんですが、スペルマレズは
レズ物ファンからすると
「男が出てくると萎える!」という
意見もあったりします。
その点、僕は精子も挿入も
僕自身がやるから、たまに
男性ファンの方で、僕の作品観てる人は
「男の見た目の人が出てこないのが良い」
と言ってくれる人もいましたね。
で、なんか2人でキスとかして
このシーンは終わりました。
スタッフ「お疲れさまでしたー。
お2人ともシャワーどうぞー」
僕「はーい」
上原「はーい」
で、お互いメイクルームに
戻って、今度からは隣でメイクを
受けます。
prrrr……
上原「あ、電話
波多野結衣ちゃんからだ」
僕(あ、さっき言ってた)
上原「もしもーし、うん、うん……
そうそう、いま隣にいるよ」
上原「大島さん」
僕「はい」
※ちなみに、このあと専属が始まり、
その後引退したので、これが
実現することはありませんでした。
メイク「はい、ではこの衣装を着て、
メイク終了でーす」
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