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桜。

桜。

この時期になんぞ!?と思うかも知れませんが……

これくらい時間が経ってくれないと触れられない心の痛みがありつつ

当時同じ事務所に所属し、先月5回忌を迎えられたclassの津久井克行さんの事をふいに思い出して、そろそろいいかな、と。

 

1993〜恋をしたoh 君に夢中

ご存知classさんの名曲、夏の日の1993。私の青春の曲でもありました。

ビーチで好きな人の目線が気になっちゃったりね。

 

膵臓癌、厳密に言うと胆管癌が発見された時既に遅く、次の桜は見られないかもと医師に診断され、津久井さんの強い意志で急遽アルバムを作成することになったのでした。

 

その、16年と1日と言うアルバムの中で「冬の日の2009」というPVに出演させていただきましたご縁で(YouTubeの動画が何度か消されてカウンターが正確ではありません、2週程ランキングアワードだったのに勿体無い(*_*))

 

桜を……お題にした歌詞をオファーいただき、おこがましくも、別名義で提供させて頂いていたのです。

余命宣告されても、なお歌いたい!

その強く強く真っ直ぐな志に感銘を受けました。

 

さて、日に日に痩せてゆきながらも、歌えることの喜びに肌艶が良くなっているこの御仁の口からこぼれる、桜に関する台詞はなんだろうかと……

 

classの方々が1993から2009再デビューまで、どのような暮らしをされて来たかは存じません。

ただ、爆発的ヒットしていた頃からは色々ご苦労もされていたのでは、と、勝手な想像ですが。

テレビ出演やライブ、大きなイベントなど「それまで命持ち堪えるかわからない大舞台」が控えている津久井さんの芯から発せられる青白い炎のエネルギーは私にも伝播しました。

もっと沢山歌いたいよね?

もっと沢山の人に聞いて欲しいよね?

死ぬまで歌うのが本望なんだよね?

この気迫に私は何を返せばいい?

愛とか恋とか

桜だし、卒業とか入学とかエールとか?

うららかないいかんじ〜なノリ?

楽しい事歌って紛らわす?

 

否。

 

私が選んだのは

 

津久井克行という桜の大樹。

 

舞台の真ん中でピンスポを浴びて、絢爛に咲き乱れ、儚く散っていく様を全部見てよ!聞いてよ!生まれ変わっても歌ってやるからさぁ!

というイメージの歌詞でした。

 

って言いそうなカッコいい枯れオヤジでしたしね。

童話のような世界観が欲しくてシンプルな言葉だけを使いました。

これを聞いた老若男女の心の水面や瞼に、生きる意味や出会いや別れ、諦めない勇気……そんな津久井さんの想いが、声が、ひとひら残ってくれるといいなと思います。

 

私も日々一生懸命生きなきゃ!

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