スタバ1号店にて
学会発表を終わらせ、あとはレジャー。というわけにも行かず、奥田研究室のケース会議 in Seattle となりました。「せっかく時間があるから観光にも」という発想はそれほど強くないですね。まあ、セーフコ・フィールドも行ったし。
学会の期間中、日本からスターバックスの1号店がシアトルにあるという情報が入ってきたので、近くで昼食を食べた後、行ってみることに。
なんかねー、店員が生き生きしていたよ(^^)
まるで、
「おれたち、世界のスタバ1号店の店員だぜ〜ぇ!」
と言わんばかりの表情。
それで、観光客で少し行列できてるんですけどね。店員は忙しすぎて気を抜く暇もなくて、普通ならイライラしそうなところ、ここの店員さんはまあ遊ぶ、遊ぶ(^^;)
注文を取った後、そこからコーヒーを作るところまで、紙カップを投げて渡したりする(^_^;) 結構、ビミョーな距離なので「たまに落とす」可能性があるんやけど、だいたい見事にキャッチ。
その都度、店員たちが「お前、よく受け止めたな、すげーよ!」「お前もなかなか良いスローじゃねーか!」「さすが俺たち、スタバ発祥の1号店の店員だぜ〜」という空気で、店員同士で拍手してる、祝福してる(^^;)
むしろ、行列を作っている客が「早くコーヒー作ってけろ」という感じで、店員のテンションには付いていってない感じ(´・_・`)
紙コップスローをやってる店員さんら、行列の客のほうをチラチラ見てるもん。
「おれたちスタバ1号店の店員やで〜、ワイルドやろ〜」
「時給9ドルやで〜」
「もう1回、今度は3連カップ、投げるで〜、ワイルドやろ〜」
「カップ1個だけちょっと落としたぜ〜、でも、3秒以内に拾ったからお客さんに出すかもやで〜、ワイルドやろ〜」
などと会話しているような雰囲気。こいつら、明るい連中。そりゃ、チミたち、モテモテでしょう( ´ ▽ ` )ノ
観光スポットになっている店舗なので、店内で飲むところはありませんでした。お店の外で「アイス・トール・チャイティー・ラテ、with ソイ・ミルク」を飲みました。世界中、どこ行っても同じオーダー。おれ、おなか壊すからコーヒーは飲めないねん。ワイルドやろ〜(´Д` )
そうそう、気になったのは日本のスタバだったらレジで支払いを済ませたあと、「黄色いランプの下でお待ち下さい」とか言われるやんか。このスタバ発祥の1号店。これ見てよ!
ランプだらけ( ̄▽ ̄;)
もし、「ランプの下でお待ち下さい」って言われたらどうしよう、と心配しながら列に並んでましたよ。「どのランプの下やねん!」ってね。ランプの指定場所が札幌みたいに「北3西1」とかやったらグランデサイズくらいの大きさでコマリマス。
でも、もちろん、そんな心配はあんまり無用です。奥のほうに行ってテキトーに待っていれば、名前で呼んでくれます。
それにしても、スタバってまだ40年ほどの歴史やったのか。
研究仲間とお店の外でラテを飲みながら、こんな会話になった。青い字、おれね。
「たった、40年の歴史なんですね?」
「ほんまやな。おれも、何か世界規模になりそうなお店やろうかなー?」
「どんなお店を展開されるんですか?」
「せやなー、ざるそばやなー。うん、ザルソバックスでどうや!?」
あまりにスラッと答えが出たので、仲間と爆笑。「うまいことできましたねー!」って(^o^) 「そば系」なら、どれでもいけるやん。「ヤキソバックス」「オキナワソバックス」「カタヤキソバックス」「チューカソバックス」「ワンコソバックス」などなど。繁盛したらスターバックスかオートバックスのどちらかに叱られるんかな。
とにかく、このシアトルにある1号店からスタバは世界に広がったということですが、お店でゆっくり会議は無理でした。
ホテルのロビーに戻って、デザイン検討。ただ臨床をやるんではなく、必ず介入のデザインを検討しながら進めていくんです。
このように、学会発表以外の仕事もやるわけです。
奥田健次
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