徳島ABA研究会アドバンス
西軽井沢で学校づくりをやってる奥田健次です(^^)
たまには仕事のことも少し(^^;)
7月上旬、徳島のほうで学校コンサルをやった翌日、徳島ABA研究会のアドバンスコースということで事例研究会に行ってきました。
アドバンスコースというだけあって、こちらは遠慮せずに行動分析学の専門用語を使えますし、場合によっては応用行動分析学の教科書には詳しく書かれていない技術や記録の取り方の詳細を伝えることもあります。
国立、公立の教員(公務員)が集って、具体的な事例について検討するのです。どの先生方も、子どもが変わるということ自体に強い喜びを感じておられるので、こうやって長続きしているのだと思います。
この徳島ABA研究会は、今年、日本行動分析学会学会賞(実践賞)を受賞されました\(^o^)/
今や、徳島県内より他県からサマースクールにやってくる人のほうが多いので、ABAの巡礼場所のような場所になっています(^^)
今度、8月の行動コーチングアカデミー「行動分析学道場」では、前半2日間は徳島ABA研究会がサマースクールを初めて出前で県外にて実施してくれることになりました。これもまたすごいことです(>_<)
徳島県人が「阿波踊り」以外の用事で、遠く長野県まで来て下さる。奇跡的です( ´ ▽ ` )ノ もちろん「阿波踊り」の期間は外しましたよ。紳士的ぜぇヽ( ´3`)ノ
行動分析学道場のサマースクール受講者は、ただ行動分析学を学ぶだけでなく「なぜ、これが教師らだけで可能なのか」ということを考えていただきたいと切に願います。
7月7日のアドバンスコースの様子です。
記録の取り方、予想される変化、変化に応じた対応など、あれこれとグラフに示しながら説明中。
空港に向けて出発するぎりぎりの時間まで語らいました。
行動分析学って理数系のイメージがあるかもしれませんが、確かに数字は扱いますけれども、どっちかというと文系的な論理構成が非常に重要になってきます。あらゆる可能性を考えて、一つずつの可能性を消していく作業です。
何より、教師が本来の「子どもが変わる楽しさ(つまりは教師の行動が先に変わる)」を味わえるものなので、こういう実践が広がるようにと願うばかりです。
奥田健次
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