タイに滞在中ですたい
パートタイム教授、奥田健次です(^^)/
さてさて、先にお知らせです。このブログの上のほうに「インタビュー募集中」のバナーが設置されました。これはダイヤモンドブログからのご依頼でして、来週にインタビューを受けることになりました。ですので、読者のみなさま、聞いてみたいことなどございましたら、上のバナーから手続きをして下さい。3月11日の朝、締切のようです。全部「ノーコメント」と答えるかもしれませんがヽ( ´3`)ノ いや、それか「別に・・・」もありかな♪( ̄∠  ̄ )ノ
以上、お知らせでした。
いま、バンコクに来ております。教育相談、無事に終了しました。
先日、放送された最後の部分の取材(今年の正月)以来で、たった2か月なのに何か不思議な感覚がします。長かった取材も、もう終わりました。
なのに、目の前にはいつもの日常が繰り広げられているのです。
妙に感動したのは、オンエアされていた「あいうえお表」や「すうじ表」。家族の顔写真。なんか、映画の撮影現場に来たような感じで「おお、これか!」「これや、これや!」とミーハーな気分でテンション上がってしまいました。思わず写メを撮りかけてしまいました。テレビの中の世界がリアルに現在進行形で進んでます。これがドキュメントなんやろうなと実感できました。
教育相談の仕事モードに入ると、さっとスイッチが切り替わるものです。さっき写メ撮ろうかとまで感動した「あいうえお表」なんかはそろそろ捨てたほうが良いですよ、と。それで、代わりの新しい課題を提案するなど、感傷モードは引きずりません。ただ、よりよい必要な支援を提案するだけ。それだけ、子どもたちも進歩しているという証拠。
途中、頭痛がしたので休憩中にロキソニンを服用するのもまたリアル。
ほんまはもっとボケをかましているんですが、それがリアルやのにそこらはカット。
たとえば、番組の最後のほうで「普通の意味も分からないです、普通って何?」みたいなことを言ってるところがありましたね。あの直後に、あのまんまの語り口調で続けてます。
実際には、「普通も分からないです、普通って何? 普通って各駅停車のことか?」と。「普通って各駅停車のことか?」の部分は当然カット。ちなみに、関東の方は分からないかもしれませんが、関西では電車の「特急」や「快速」に対して、各駅停車のことを「普通」と言います。
他にも多々、おかしなことを言っている場面は随所にあるのですが、残念ながらカット。
カットばっかり、よっちゃんイカか!
まあ、こんな感じです(‘∀`)
でも、良いんです。おれがアホなことを言って時間を無駄にするよりも、貴重なシーンが削られるほうがモッタイナイですから。
さて、『メリットの法則−行動分析学・実践編』(集英社新書)、さらに1万冊増刷なり。放送から2週間で3度の増刷となっています。最新の増刷分から、なんとオビがリニューアルされるとのこと。
中身は一緒ですが、オビが一新されるので、スタッフが冗談で「ファンの方は新しいオビバージョンもお買い求め下さい」と言ってました。う〜ん、魅惑のAKB商法?
言うてる場合か。
まあ、新しいオビバージョンのは、書店で見かけたら「みぃつけた」くらいでOKですよ。てゆーか、初版からの帯のはもう今後は入手したくてもできないのかしら。
NNNドキュメントをご覧いただいた方が、本当にたくさん『メリットの法則』や『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本』(大和書房)を読んでくれています。『メリットの法則』は、実はじっくり読んでいただかないと。さらっと読めるようなテイストで書いてあるんですが、実は研究者仲間が読んでも、ちょっと新しいことを言っているというか。
せっかく、このブログのほうもね、ゆるいことしか書いていないのですが、多くの方が読者登録してくれているそうですし。お役立ち情報としてご案内します。
『メリットの法則』のまえがきやあとがきにも書いていますが、同じ集英社新書の杉山尚子著『行動分析学入門 ―ヒトの行動の思いがけない理由』をお読み下さい。それから、島宗理著『人は、なぜ約束の時間に遅れるのか 素朴な疑問から考える「行動の原因」』(光文社新書)をお読み下さい。こちらの新書は、日常の「ナゼ?」っていうのを読みやすく紹介してくれています。この3冊の中では、一番読みやすいでしょう。
さらに、犬を飼っている方は、山本央子先生の『ヘンリー、人を癒す―心の扉を開けるセラピー犬』(ビイング・ネット・プレス)も読んでね。ニューヨークでのヘンリーとの素敵な生活の中で、大阪らしい人情味あるヘンリーとの成長のエピソードを読んで、あたたかい感じがします。うちの学校の三代目(テレビにも映っていました)、山本先生にご指導をいただいております。
実は、この3名の先生方。昨年の行動分析学道場や他のさまざまなイベントで講師をして下さった方々です。
今年もまた8月、軽井沢にて行動分析学道場を開催することになりました!
一応、参加者には教師や保育士、医師、看護師、心理士。これらの養成課程にある学部生、大学院生に限定しようと考えています。ちょっと当てはまらないかなという方には、少しチャンスを。
よろしければ、集中講義を各地でやっているので、それに科目等履修生などの制度を使って履修登録なさって下さい。大学によって審査や条件等が違いますので、それぞれでご確認下さい。それであれば、道場の参加もOKです。ちなみに、おれは来年度、法政大学大学院と愛知大学で集中講義をやります。いずれも集中講義なので、3、4日ほどで終わります。大学院のほうは希望して願書を出しても審査で通らないこともありますので、あらかじめご了承下さい。そんな場合は、大学院ではなくて学部の講義の履修からご検討下さい。
社会人の場合、星槎大学の通信の授業も取れますよ。こちらには、杉山尚子先生のほか、行動分析学関係の教員がかなり充実していますので、とてもお薦めです。亡くなられた佐藤方哉先生が学長のとき、お会いする度に星槎の社会人のレポートの質が高いということを仰ってました。
行動分析学道場ではなくて、保護者向けの行動分析学を学ぶセミナーも開催をしていく予定ですので、関心のおありの方はどうぞお楽しみに。
たくさんの方が関心を持って下さって、とても嬉しく思います。それでしたら、ぜひ推奨した上記の書籍などから読み始めていただいて、さらにという方は学習の機会を切り開いていただければと思います。
夜の便で日本に向かいます。早朝に帰国したら、夕方には軽井沢に戻って教育相談です。
奥田健次
※オフィシャルブログ管理者より
コメントをたくさんいただき、ありがとうございます。コメントについては、管理者のほうでチェックして公開-非公開としています。個人的な内容や馴れ馴れ しいコメントについては、管理者の判断で非公開にしています。公開されるコメントについては、奥田健次先生にもすべて目を通していただいております。コメ ントへの返信はしない方針で運営してきましたが、これからもその方針に変更はございません。これらのことをどうぞご了承下さいませ。
なお、奥田先生へのお問い合わせ(相談依頼)が殺到しています。現在、先生は休暇中ですので対応はできません。これまでの記事をお読みいただかずにお申し 込み下さる方もたくさんおられるようです。同じ方からの頻繁なお問い合わせには、余計に応じにくくなります。注意事項がありますので、こちらの記事等をど うかよくお読み下さいませ(NNNドキュメント放送後のお問い合わせについて)。
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