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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン

ミネアポリス二日目

パートタイム教授、奥田健次です(>_<)

フルタイムで勤務していた大学を超早期退職し、西軽井沢の古い学校を買い取りました。大学を辞めても研究は続けられるんやで、という生き証人みたいになってます。

ABAI(国際行動分析学会)の年次大会に参加するために、ミネアポリスに来ています。二日目から、本格的なプログラムが開始されますが、おれは初めて犬のシンポジウムに出席しました。およそは自分の専門である自閉症・発達障害、言語行動、教育についてのプログラムに出ることが多いのですが。飼い主としてであり、行動分析学者として(‘∀`)

どうやら、思った以上に問題が横たわっている分野で、それなのに適切な問題への対処が行われていないということを実感しました。にもかかわらず、犬ってのは専門家以外の人が関わりまくるじゃないですか。飼い主、シェルターのスタッフ、ボランティア、見学者などなど。行動分析学からの貢献ってすごい結果を残せるんですが、追いつかないんちゃうかっていうくらいの問題の量。

ちょっと休憩して、次に出席したのはスタッフトレーニングやインストラクターへの訓練方法についてのシンポジウム。出席してみたら、まずちょっと場違いやったなと( ̄▽ ̄;)

入り口で、資格取得したいために単位を集める院生さんたちがゾロゾロ並んでて。受付も「おい、あんた登録しないのかい?」ってな具合に聞いてくるんですがね。そこんところは、いつも「そんなものいらねぇ」ってハードボイルドな回答かますわけです。いつもそうですが、それにしても今回はほとんど院生という感じの部屋。白髪のボスみたいな人が見つからない。「まさか、おれがこの中で最年長? ありえんやろ?」とか焦っていたら、やっと見つけた1人くらい。

そんな中、絶対に25、6歳くらいの院生に「ここはキープしてるから」とあしらわれたりして(まあ、これもいつもの光景)、日本人は若く見えるっていうのを痛感。日本人の中でも、おれは若く見られるから、しゃーない。

共同研究者のSSDさんが、立て膝ついて座るおれを1枚撮って、速攻でPCに送ってくれた。



この後、「ちゃんと座って席を詰めて」と係員に注意されるおれ( ̄▽ ̄;)

気がつけば満員の院生たち。

中身ですが、なにせオレの前にマツコ・デラックスが3名もいてね。一人は髪型・格好までクリソツ。

つまり、見えへんってこと。スライドが。マツコが一番前に座んなや。

見えないながらも、なんつーか集中して聞いて、特に『NCR vs. DRO』のところは「せやろ? 当然やろ?」と、マツコのスキマから見えるデータを見ながら納得してました。発表者が、発表の基軸となる先行研究(論文)があるんですが、それは思いっきり『メリットの法則-行動分析学・実践編』(集英社)で引用しているのとビンゴで一致。同じような論文はたくさんあるのにね。

『メリットの法則』は変わった本ですが、参考文献のバランスがなかなか良いと同業者に言われています(3ページ分しか分量がない中で)。というか、そもそも新書に文献一覧を載せること自体、教科書として格上げされる行為。逆に、装丁は教科書みたいやけど、文献リストがないものは専門書とは言わない。

夕食は日本料理屋で鉄板焼(パフォーマンス付き)を堪能。

その後、夜は恒例のエキスポ。

この日もまた、ヒューワード先生には何度も声をかけられました。なんかハイテンションな会話でね、ありがたいことです。

これまた名著『Learning』の著者、カタニア先生とも再会。カタニア先生は、おれがこの大会に初参加したとき(サンフランシスコ)、研究発表を聞きに来て下さって、「日本人の研究者の実験デザインの細やかさはすごいね」とコメントを下さいました。ま、当然、ご本人は「そんな昔のことは覚えてないさ」とハードボイルドですがね。

カタニア先生が写真をリクエスト。



先生が「もう一枚」って言い出して。

次の瞬間、ダブルハットの1つを取られちゃいました(^▽^;)



先生、おれの帽子なのに似合ってるな。

チャーリーったら、お茶目さん(^^)

おれはカウボーイとして、まだまだや。

2015年は、日本でウェルカムですよ。

そんときは、おれは羊飼いになっているやもしれず。もふもふ羊の毛でアルプス生活っぽくなってるの希望。

明日の三日目は学会発表です。SSDさんは緊張しているみたいやけど、なんくるないさー。

奥田健次

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

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奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

プロフィール詳細

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奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

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