あのイチゴ〜食べるのはあなた〜
パートタイム教授、奥田健次です(^^)/
大学を早期リタイアして、西軽井沢に移住して学校づくりをしています。メインの仕事は、フルタイムで大学で働いていたときも同じで、行動分析学を使って心理臨床や研究をやってます。
今週の頭まで、2週間ほどアメリカ出張していたのですが、さすがに軽井沢に戻りますと雑草たちが雑草魂を発揮して、うっそうと「うちら雑草ですが何か?」といわんばかりに生い茂ってました(-_-;)
特に、うちの元テニスコートの『実験農園』。ここには造成したばかりの畑があるんですが、「おお、農作物がすでにここまで?」と遠目に見て喜んでました。ところが、それらは雑草だったのです。あまりにショックで、写メを撮る気にもなりませんでした。それでも、建築デザイナーのフナキさんがうちの学校のリフォーム作業に来て下さったついでに、結構ケアして下さっていて。ブルーベリーも、ルバーブも、そしてアスパラガスも、力強く生長していました。
そして、ジャガイモも。
ピーマンは条件がかなり厳しいみたいで。
こないだの『スッキリ!!』が現地ロケに来たときに撒いた「おおもの」という種類のトウモロコシは、たったこの2週間程度で発芽してたんですよ。トウモロコシは気候的にも合ってるからやね。
それらの様子はまた明日以降に。
何より感動的なのは、イチゴ畑のイチゴ達ですよ。ストロベリーが、めっちゃ雑草魂を発揮してくれていて(゜▽゜*)
それやねん。それでええねん。実のなる作物が雑草のように生えるというのが理想的なんやから。
これですわ。
どうよ、この枕木沿いに作ったイチゴ畑のイチゴ達(^^)
ここは日当たりの良い場所やから、葉や茎の壮健さたるや。ライナーっていうのも、すごい伸びてるぜ。これ、どうなっていくんやろう。
しかもー。
イチゴがよ\(≧▽≦)丿
こんな感じで、こないだまで白い花だったところが、いつしかイチゴになってるねん\(^o^)/ 花は夜更け過ぎにイチゴへと変わってるねんって。
うっそみたい。イチゴって、スーパーで透明パックに入っているか、もしくはハウス栽培の中でこういうのを見かけるかくらいしかなかったんやけど。それが、おれの庭で。おれの庭でぇ。これで、おれが透明パックの中に詰める側やないか。もう1箇所のイチゴ畑は先に植え付けたのに日当たりがイマイチで生長が遅い。でも、こっちの『章姫』のほうは完璧やん。
ところがよ。すでに、いくつか動物が食べた跡があってさ。
これやねん、問題は。
いつも動物やねん、うちは。
キジも多いしな。
イチゴを植え付けたときは「動物に食べられてもいいや! とにかく実がなること」を目標にやってきたけど、実がなったらなったで「動物に食べられてたまるかい! おれが練乳かけて食べるんじゃい!」ってなるよねー。そんなもんよねー。仕方ないがな、ヒューマンだもの。
名曲が出来たわ。
〽イチゴに逢えてよかった イチゴには 希望の匂いがする もぎとられ 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな ミルクの匂いがする うちは今 眠りの中 あのイチゴ 食べるのは あなた 人はみな 悩みの中 あのイチゴ 食べるのは あなた♪
って、動物に食べさせるわけにはいかんぜよ。
〽食べるのはぁ ハッ お・れ・らー(´◡`๑)♪
〽練乳21
動物を追い払う何かを考えないといけない。
消去法で行こう。
(1)立て札(動物たちに告ぐ。これらの作物を収穫する権利は管理人である人間に帰属するものである。取るべからず)
・・・あかんね、あいつら字が読めないな。
(2)談合(6月8日に公民館にて話し合いを行います。生ゴミをコンポストに入れずに外に出してあげるから、おれらの農作物には手を出すな)
・・・あかんね、あいつら交渉してもすぐに約束を破りよる。
(3)譲歩(生ゴミではなく食事の残りを差し出すので、お願いですから人様の作物には手を出さないで下さい)
・・・あかんね、あいつら食事の残りも食べた上で、食後のデザートにイチゴを食べにきよるはず。
せっかく3つの案を考えてみたが、いずれも期待薄。
したがって、やはり動物らとは一戦交えるしかないということ。やるで、おれは。ちゃんと、紳士的に3つの案まで考えた上で、どうしようもないから仕方ないよな。キジ鍋にするし、兵庫県民としてイノシシ鍋にするのもアリじゃ。あるいは、昨日電車を停めた鹿が犯人(犯獣か)なら、もみじ料理にしてやるぜ。おれはイチゴを収穫するために、ジビエ料理を覚えることにする。
気の早い話やけど、今年の秋、同じ品種のイチゴたちをさらに3倍の苗を購入して、ここの丘になっているところ全部をイチゴ畑にしてやるねん。えへへ。おれの頭の中は、イチゴ・イチゴ・イチゴ・練乳・イチゴだらけになってるで♪〜(´ε` )
そしてその丘の上が、ラズベリーですわ。ベリーで埋め尽くす予定。これは夢ちゃうで。To Do リストに入ってることやねん。ブルーベリー林、ラズベリーのスクリーン、ストロベリーの丘。たまりませんわ。
いやー、まさかね。大学教員やってるときに市民農園にも家庭菜園にも手出ししなかった。それが極端。市民菜園でも家庭菜園でもなく、自給生活レベルの作物を育てるようになっているとはねー。放っておいて育ちまくる増えまくる作物が好きやわー。うん、お前ら、自立してるよな。雨降りと日光だけでええねんもん。エライよ、スバラシイよ。
不思議なもんやね。
農作業なんかやったことのないときは、1年先がすぐに来て欲しくないって思っていたのが、農作業を始めてからちょっと変わって来た。早く収穫したいから夏にならないかな、早く植え付けしたいから秋が来ないかなと思うこともしばしば。
南館の下は「いんぐりっしゅ・ローズ・がぁでん」なるものを造成する予定。これは夢かもしれんが。でも、気候的にはバラを育てるのに最高の土地に住んでいるわけでね。
なんか、楽しみやー。ワクワクやー。おれ、素人すぎるから、めっちゃ単純にワクワクやー。
奥田健次
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