イチゴ救出作戦
パートタイム教授、奥田健次です(-_-;)
筋肉痛でやんす(-_-;)
筋肉がおれにもあったのかと実感できる現象やね(-_-;)
普段使用している筋肉は脳ばかりですからね。
え? 脳みそが筋肉かって?
はい。おれ、頭脳労働と筋肉労働という考え方が嫌いでしてね。働いた時間(それと結果)で物事を見て、そのために身体のどこを使ったとかカンケーねぇ的な。ええ、行動分析学者です。大学を超早期退職して、西軽井沢で学校をつくっているところです。
行動分析学のことをあまり知らない方は、拙著をお読み下さい。楽天やアマゾンではすぐに在庫切れになるようですが、どれも増刷が進んでいますのでそのうち手に入ると思います。どれも絶版にはなってません。
『子育てプリンシプル』(一ツ橋書店)は、技術的なことよりも「価値」や「心構え」を書いて子育てのベクトルを示してあって、親や祖父母以外には技術の高い医師などに読まれることが多いようです。
『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本』(大和書房)については、たぶんタイトルや表紙の雰囲気で「いいな」と思って読んでみたら、きっと度肝を抜かれると思います。この本には価値だけでなく、むしろ方法を先に示しています。子どもが「すねたとき」みたいな、よくある日常から対処法の具体例を示しました。他の子育て本ではぼんやり誤魔化している部分を、この本では誤魔化し無しにしてあります。
小林重雄先生との共著『自閉症児のための明るい療育相談室-親と教師のための楽しいABA講座』(学苑社)は、二人の臨床家が「秘伝の技」を惜しむことなく紹介している貴重な本です。一般の子育てをやっている方でも、読書習慣のある方には楽しんで読んでもらえる仕立てにしています。
『メリットの法則-行動分析学・実践編』(集英社新書)は、新書ですから一番読みやすいはずです。でも、自分が書いた本の中では一番の教科書でもありまして。心理学専門でない方々に幅広く読んでもらえましたが、行動分析学が専門の大先輩方から「ここがいいねえ」と具体的なご感想をいただくことも多いです。行動分析学って何だろうという方の入り口本にもなりますし、行動分析学が専門の方にはもっと深いところでああだこうだできる本だということです。
たまにこういうことを書いておかないと、おれは農業専門の人と思われてもいけませんので。いけないこともないけど、なんせ素人農法ですから「専門」なんて恥ずかしい。
昨日までの大がかりな畑作業。うちの『実験農園』(元テニスコート)は全面的にケアしたつもりです。ところが、そっちにかかりっきりになってしまって、実験農園以外のニッチな場所の農作物は、ほとんどノーケアーでした。
いや、イチゴのほうも最近チラチラと見せているのは、後から作った場所ね。一番最初にイチゴ畑にしたのは、東西に建物が居並ぶ通路際でした。「宝交早生」という品種のイチゴ。ニッチとしては良い場所だったのですが、日当たりが午前中から昼までしか入らない場所。昼から西日まで当たる場所ではなかったのです。
そうすると、アメリカから帰ってきてみたら、雑草ボーボーでしたよ。しかも、昨年までに切り倒した木の切り株や根っこから、切り倒す前よりも強い枝葉が伸びてきていて。その場所に入り込むのも躊躇して、しばらく何も出来ませんでした。
こんな状況。
畑の区画すら見えない状況に(゜◇゜;)
近くで見ると、こんな感じ。
おれ、こんなイチゴ畑、テレビでも見たことないぜ( ̄▽ ̄;)
イチゴ目線で捉えてみると。
これ、ナウシカの腐海やん(((゜д゜;)))
確かに、よく見ると青いイチゴの実も見えます。しかし、ここまで雑草に囲まれたら、養分ぜんぶ雑草に持って行かれてしまうやろ。だって、これイチゴの株の中にまで生えてるもん。中にはツル草でイチゴの葉っぱに絡んでいるやつもいる。ケシカラン。
つーことで、今朝ほどは一念発起してやりましたよ(*`へ´*)
50分ほど孤軍奮闘。
できた!
イチゴ畑、復活!!
一心不乱に、雑草を抜きまくったからね。入らない木も切り捨てて。
ほら、そうすると。
イチゴまだちゃんと生きてましたよ\(^o^)/
まだまだ青いけどね。
ええねん、雑草から救出できたというのが大事やろ。相変わらず日差しの悪い場所だけども。
絵本『ちいさいおうち』の、おうちを救出したような感覚や。といっても、イチゴを引っ越しさせるわけにはいかんから、ちいさいおうちの周りに出来た大都会を破壊し尽くした構図か(‘∀`)
どうせ、またしばらくしたら雑草ボーボーに戻るんかもしれんけどさ。
また一心不乱に抜いてやるさ。
おれが目指しているのは、イチゴそのものが雑草のように生えること。だから、最後にイチゴだらけになりゃ、それで良い。酸っぱい苺でもええねん。ジャムにするねんし。アヲハタに負けないジャムにするねん。「ジャムおじさん」って呼ばれるまで。でも「おじさん」「おやじ」みたいに言われたら、殺意が芽生えるね。最近、テレビに出るときにおれの名前の後ろにある数字。「奥田健次(41)」ってやつ。あれ、背番号ですから。
それにしても、この筋肉痛はやばいな。足全体。腰、腕、首。どんだけ不要な力が入ってしまってたんやろうな。
もう片方のイチゴの丘のほう(章姫)は、まもなく収穫となりそうです(´◡`๑)
ここまで来てますもん。
芸術的。だれかがキレイにグラデーションに彩ったような、この自然美。
鳥に食われる前に食わなきゃ。
んー、でもこのまま置いておきたい気持ちもある。
って言うてると、新幹線に乗り遅れちまう。こんな感じで、ぎりぎりまで畑仕事して教育相談へと向かいます。
奥田健次
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