保護者&学生向け合宿はじまり
パートタイム教授、奥田健次です(^^;)
大学をサラッと退職して、西軽井沢の廃校5,000坪を買い取り、学校づくりをやっています。大学で教えるのは非常勤のみです。
あぁ、来月。そうや、来月。
3日で半年分の集中講義をぶちかまさないといけないんやった( ̄▽ ̄;)
ひたすら体力勝負の世界(-_-;)
・・・いらんことを思い出してしまった。
さて、こないだ家庭犬の合宿が終わったばかりなのですが、今度は「保護者・学生向け合宿」が始まります。今度はこないだよりも人が多いです。まあ、これ。8月の行動分析学道場の受講者になれるためのものなので、入門としては良いかもしれません。
ただ、事前課題の様子を見ると「なかなかするどいな」という方も若干おりますが、ほとんどが行動分析学のことを何となく理解している程度でして。でも、別にテストをするわけじゃないので、それは構わないのです。むしろ「分かっているようで、実は間違っているのかも(行動分析学は奥が深いなぁ)」ということに気づいていただくことが目標。
「保護者・学生向け合宿」を経たら、行動分析学道場へというふうに考えないほうが良いと思います。あまり自信のない方は、2年連続でも3年連続でも「保護者・学生向け合宿」のほうを受け続けてもらっても構いません。道場のほうは「怖いもの見たさを味わってみようかな〜」くらいのスタンスでどうぞ、という感じ。「怖いもの大好き、分からなくても飛び込んでしまえ」っていう心臓に毛の生えた人も、それはそれでそのスタンスに共感できるのでOKかも。そんな方は、行動分析学道場のほうへどうぞ。
「保護者・学生向け合宿」についてですが、基本的なワークは同じ事を繰り返します。でも、ところどころ新しい事例が出て来るでしょう。そうすると、そこは「あれ? その話は昨年はなかったぞ」ということになります。そういう新しい事例などに、行動分析学の応用がどのようになされていくのか、どんどん知見を重ねていくと、もしかしたら一定のパターンみたいなものを見出してくれるかもしれません(たった年1度では、淡い期待ですが)。
ただし、保護者だからといって勘違いしていただきたくないのは、この合宿は「相談場所ではない」ということ。あくまでも、行動分析学の基礎と応用の入り口を学ぶ場所です。そして、できればデモンストレーションを通して、ちょっとした技術的なことも学んでもらえればなと思っています。
なんべんも書きますが、クレーマーやストーカーは嫌いです。別に3文字目と5文字目が「ー」というのが嫌だというわけではないです。それなら、フリーターもブリーダーもアウトじゃないですか。ブローカーもスピーカーもスチーマーもアウトになっちまう。カチャーシーも微妙にアウトじゃん。クレーマーやストーカーが嫌なのです。
文句を言うやつは最初から来るなっていう。文句を言いたいんなら、まず自分に言えよっていう。
とにかく、うちの学校は日本のサービス業とは違うので。入学金を持って来ても、うちの学校は「入学を認めません」とお断りする可能性が大きいですから。
必要としている人に、必要なものを与えるだけ。必要としているものが違うなら、それはうちに来てもしょうがないでしょ。
おれは私立学校を作ったとしても、誰でも良いから来て欲しいって頭を下げたりせえへんよ。学びたい側が、年齢や立場を越えて、師と仰いで来れば良い。対等な立場ではない。「みんな平等だ!」って叫ぶ人は、ゆとりの小学生レベル。
ただし、学習の成立というのを科学的な見地から考えた場合のみ、それは教える側も学ぶ側も相互作用によって成立していることなので、そこで影響を及ぼし合っているという意味では対等です。つまり、教える側は教えられる側によって教えられているという事実があるのです。
ただ、とにかくうちの学校で教える側に立つ人は高い技術を持っているので、学校の門をくぐる時には師に教えを仰ごうという心境でお越し下さい。ジャッキー・チェンが師匠のところを訪ねるような心境で。「えっ、これが師匠なの?」というオチもあり( ̄▽ ̄)笑
こういう「師に教えを仰ぐ」とか明治時代ばりの考え方がお嫌いな方は来なくてよろしい。
というわけで、いよいよ合宿のはじまりです。
奥田健次
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