めっさ学者モード
パートタイム教授、奥田健次です(+。+)
週末には、行動分析学会の年に1回の大会ざんす。気がつけば、もうそこまで来てたのね7月末。
で、今回の目玉は、うちの来月の行動分析学道場の講師陣が寄ってたかって世間で問題となっている暴力の問題についてシンポジウムをやるんですが、そりゃすごい盛り上がることでしょう。島宗理先生、杉山尚子先生、山本央子先生、そしておれ。
今、いわゆる「体罰」の問題が喧しいでしょ。あれは、おれは「体罰」と呼ぶのをやめて「暴力」というべきだと主張してるねんけどもさ。
そもそも、行動分析学的には「罰(弱化)」っていうのは、世間でいう「体罰」のようなものと意味合いが違うんですよ。罰は行為じゃなくて、現象なんよね。
学校で繰り広げられる「体罰」がダメだという。「体罰」がダメだとなると、「罰」も使っちゃダメだと勘違いされないか? だから、学校で繰り広げられるのは「体罰」とは呼ばず、「暴力」と呼んでよシルブプレ。そこに力の不均衡がある場合、それは一方的な「暴力」なのです。暴力教師は傷害罪でしょっぴかれたらいいし、教師に暴力をふるう児童生徒も傷害罪で矯正施設にどうぞ。
暴力以外の弱化の手続きってのがありますよ。特権の剥奪とか、ペナルティーと呼ばれるような。警察に罰金を取られたり、スポーツで出場停止になったり。コンサートなんかで迷惑行為をしたら、つまみ出されるのもそうでしょ。こういうのも「罰だからダメだ」と言われたら、社会の秩序は保たれませんわ。だから、学校問題で「体罰」って言うな。ありゃ「暴力」です。
「いじめ」もしかり。学校の文脈だから「いじめ」という言葉で誤魔化しているだけ。もっと具体的に、刑事罰としての罪状を付けたほうがええよ。脅迫、恐喝、強要、名誉毀損、侮辱、器物損壊、暴行、傷害、殺人・・・。いじめの支援者や傍観者は、犯罪の教唆(実行犯と同罪)、偽証罪、幇助、共同正犯・・・。これで児童生徒を立件すればよい。もちろん、関わった教師もね。
昨日、おれはこのシンポジウムのためのパワーポイントを作るために、午前11時から午後18時まで。午後22時〜翌3時まで。合計で12時間もか。文献を探して、過去の研究実践を振り返って、英文を訳して、パワポに入力して、図を描いては修正し。12時間もずっと文献とパソコンに向かってた。間に、中村俊介とボクシングを見たけど。
すげー、集中力。
パートタイムちゃうやん。でも、パートタイムやからこの一気呵成のパワポづくりができるんかも。
首と肩が痛い。
目がピヨピヨ。
しかし、今日も励む。今日は、自分が作ったパワポを自分で思いっきり批判的にダメ出しする日。
あ、行動分析学会ってのは非会員でも参加できますよ。確か、参加費6,000円か7,000円くらいで全日程参加できるんちゃうかな。岐阜なので、近い人はどうぞ。プログラムも、上記のところからダウンロードできるはずです。
あヽ( ̄口 ̄)!!
理事長講演の司会も仰せつかってるんやった!( ̄◇ ̄;)
新宮でいじられたので、いじりかえさなきゃだわ(^▽^;)
奥田健次
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