ゆるりとしたキャンプ♪
行動分析学者、奥田健次です(^^)
大学での仕事は、客員教授とか非常勤だけにしてもらってまして、普段は西軽井沢で学校づくりをやっています。5,000坪の廃校を買い取るご縁があって、そこから今日までに至っています。
先週末は、とんでもない移動となってしまいました。寝台列車「あけぼの」っていう、上野発の夜行列車に乗って青森まで移動。どちみち、ホテルでもあまり眠れないもんですから、「ちょっと寝台で行ってみようかね、たまには」のノリでした。
途中の駅で、やたらと動かなくなるもんですから、「おいおい、運転手、寝てるんちゃうか?」と心配になることが何度かあって。で、明け方の一発目の車内放送。
「電車は、ほにゃららへにゃららのために、1時間遅れとなっております」
「まじかよ? お前、アムトラックかよ?」(((゜д゜;)))
まあ、青森までに遅れを取り戻すやろうと思っていたら、途中で「1時間30分遅れ」に被害が拡大。
「じぇじぇじぇ、JR。青森はJR北海道に近いからか? 線路の隙間問題か?」( ̄Σ ̄;)
最悪や。
棺桶列車。
車内販売も、車内自販機も無いというリアル・ミステリーツアー。
で、1時間遅れて青森着よ。昼前やんか。朝から何も食べてないし。そういうときは、降車ホームにJR駅員さんが待ち構えておいてさ、「お詫びのメロンパンとミルクコーヒー牛乳です」って配給してくれないものかね。「なんでメロンパンとコーヒー牛乳やねん!」ってツッコミを入れる客もいるから、そういう気の利いたことは『やって怒られるくらいなら、やらずに怒られたほうが1オコラレで済むから、やらないの原理』やね。しょうもない世の中じゃ。
親御さんにもご迷惑をおかけしましたが、教育相談は普段通り。これがホテルで前泊していたとしても何も変わらない。子どもたちは、それぞれ新しい課題を始めて「できる!」を実感できた場面が続出でした。仕事ですから当然とはいえ、嬉しい楽しい大好きですわ。
1時間遅れて仕事を終えて、そこから新青森からうちの学校まで直帰。
24時間のうち、17時間は電車移動で0泊1日(棺桶列車内泊)の、みちのく一人旅でした。どんどん青森の滞在時間が短くなる。でも、絶対にいつかまたゆっくり滞在する。来年、また弘前大学で学会年次大会あるし。弟子らとこぞってまた果樹園に行くで。
うちの学校に戻ってからは、東京からのキャンプのゲストさんたちと過ごしました。もう夜は肌寒いのですが、静かな浅間山高原のひとときを過ごしていただき。地元の美味いもんを、もっと紹介したかったのですが、それはまたの機会にということで。
リピーターの親御さん達が言うには、「子どもたちは奥田先生に会えるのを楽しみにしています」とのこと。おれ的には「どうや、この浅間高原の自然の恵みは! ジェラードとフローズンヨーグルトの生乳クオリティーは? 野菜の自然のスイートさと肉の旨味はどうよ?」ってオススメしてるつもりやねんけど、まあ確かにそれらの美味いもんの美味さってのは大人になってから実感する類のもんやね。
去年は「小学校の文集で『尊敬する人』の欄に『奥田健次』って書いたんですよ」というツワモノも。
おれは「そんなん担任からしたら『奥田健次? 誰それ?』ってなるやん(^▽^;) まあ、もし『誰それ?』って言われたら堂々と担任に向かって『え? 先生、奥田健次も知らないんですか?』って言ってやればオモロイ」とお返事。
おれが新進気鋭の近代アーティストとかなら「せ、先生だって知らないことあるよ」で担任も逃げ切れるけどさ、おれの仕事って教育関係やし一般の教師向けの本もかなり書いて来ているから、小学生のこのリアクションはカウンターパンチとしての威力もそれなりにあるわけでヽ( ´3`)ノ
ただ、尊敬されるのもねえ。
〽おーれーはー ワル ずっとワル きっとワル たぶんワル♪
おれはワルやでぇ・・・。
織田信長っぽいでぇ。
それも含めての尊敬ならばええけど、キチンとした先生っていう感じで尊敬されるべきではない。あ、大丈夫やわ。キチンとした先生という感じで尊敬されているふうには思えないわ。
織田信長で思い出したけど。
奥田研究室での遊び。
「ハイスピードで答えよう! イントラバーバルゲーム!!」(イントラバーバルってめっちゃ専門用語・笑)
「青春ものの漫画といえばっ?」← これを1〜2秒くらいのスピードで超早口で出題。
回答も1秒以内。「えっと・・・」と少しでも考えたらアウト。超激辛サルサソースをナチョスに付けてお食べ頂きます。ハラペーニョス。
そうすると、意外に「ドラえもん!」って思ってもいないことを口に出してしまうことがあって、全員爆笑。「青春ものの漫画でドラえもんは無いでしょ!」という総ツッコミの渦。
おれ出題者で、ある弟子が回答者のターン。
「徳川、豊臣に並ぶ戦国武将は?」
「オダカズマサっ!」(゜▽゜*)
「存命中の歌手やん!」( *゚∇)/☆(ノ゚⊿゚)ノ
当然爆笑。
おれは小刻みに突っ込み続ける。
「徳川家康、豊臣秀吉、小田和正〜!?」
涙ながしながら爆笑。
「小田の漢字も違うし!」
小田和正の名曲にちなんでの突っ込み。
「言葉にできないわ!」
台本がないゲームやから、マジ言ってみただけのボケに対する即興ツッコミの練習になるわな。
ちなみに、上記の「ドラえもん!」と回答した回答者は、確かおれでした。めんぼくねー(^^ゞ
なんてことを思い出し、ゆるりとしたキャンプでも子どもたちが大学生くらいの年齢になったら、このイントラバーバルゲームで遊ぶのも面白いかもね。おれは、どんな場所でも遊びを作るからね。葬式ですら遊ぼうと思ったら遊べるわ。やっぱワル、きっとワル♪
トークを楽しみつつ肉も野菜もスープもサンマもワインも本当に最高でした。また来シーズンお待ちしてます(^^)
奥田健次
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