オークラ、お前もか
パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です♪( ̄∠  ̄ )ノ
大学をサラッと退職して、西軽井沢5,000坪の廃校を買い取って高原暮らしをしています。
さて、こないだ例の問題。いわゆるひとつのG・I・S・O、食品偽装問題について関西人らしくまあ自嘲的にあの関西における船場吉兆にからめて恥ずかしいよねってツッコミ入れたところでした。アクセスの多かった記事は『偽装ではない、偽装とはちがう、偽装って言わないで』でしたがね。
この記事で、おれは、
まあ、これからも「誤表記」と言い訳する予定で、たくさんの偽装が出てくるやろうな。
と言いましたね。
その通りになったでしょ? ワハハ、ワハハ、ワハハ。
だから「関西人、恥ずかしい」っていうロジックはもう通用せえへんねんって。関西人も恥ずかしいけど、日本国の経営者全体がお恥ずかしい限りでゴザイマス。
こないだ、あるテレビ番組の打ち合わせのときに「おれならこう謝罪します」って見本を見せましたよ。どうせ謝罪してもアカン場合、センス・オブ・ヒューモア。
どうせ許してもらえへんねんから、どうせ辞職しないといけないねんからさ。
そして、どうせセンス・オブ・ヒューモアを発揮したとしてもさ、日本人の大半がユーモアを「不謹慎!」「ふざけてる!」としか受け止められないねんから、謝罪しながら内心で「所詮、皆さんにはこのセンスがワカランでしょ・・・」って偽装したときの根性で消費者をバカにしながら偽装謝罪会見すればええんよ。どうせ、偽装したときにも「所詮、客にはこの芝エビが芝エビかどうかワカランでしょ」って思っていたんやろうからね。
まあカタチは頭をしっかり下げたほうがええよ。社長さんがやることはそこまで。
あとの謝罪は阿部サダヲさんに任せてしまえ、ホトトギス。笑
ほれ、ジャパネットたかたの社長さんも、「さあっ、次の商品はツカモトからっ!」ってバトンタッチしてたやん。あんな感じで、「ここから先の釈明と謝罪は、阿部サダヲからっ!」ってな感じで。笑
ってなわけで、ホテルオークラグループ、帝国ホテル。その他、一流と言われるホテルやデパートたちもやっちゃってましたね。
「ブルータス、お前もか」の台詞の「ブルータス」のところに、それぞれの企業名を入れてご利用下さい。
なんて言いながら、ついこないだは京都のオークラホテルに泊まってました。ホテル内の和食割烹に入りましたが、高齢者の常連客が若い板前さんに「エビはエビやもんね!」「九条ネギちがう言うて“苦情”言うてもね、うまいもんはうまいもんね(笑)」なんて、むしろホテル側に理解を示していたのは意外な感じもしましたが、板前さんに言っても仕方のないことかもしれんね。
おれ、謝罪コーディネーターになろうかな。センス・オブ・ヒューモアを活かして。あ、それが阿部サダヲさんなのか?
奥田健次
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